地方Jリーグクラブの発展の為には

noteを始めて1日目となりましたが、今回は「地方クラブの発展」というテーマについてお話ししたいと思います。

まず、地方クラブの立地から考えてみると明らかに都会と離れており、移動費がかかるため都会に位置するクラブよりも不利です。実際に某クラブではバス移動で20時間以上も時間を要したケースがあります。

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神奈川ではjクラブが6クラブ存在し、過密状態とも言えますね。

スポンサーの面ではどうでしょうか?基本的に「超」大手スポンサーは地元を優先的に選んでいる訳では無いので(楽天などがいい例)チームに魅力さえあれば獲得出来るでしょう。勿論浦和レッズと言った地域完全密着型のチーム作りをすれば地元から多くのスポンサーを得ることが出来ます。しかし、大企業が少ない地方のクラブでは地元のスポンサーを獲得することが難しい場合もあるでしょう。結果的にスポンサーも企業が出す金次第になるのでここでも地方は不利になる可能性があります。

不利な状況が多いなか、地方クラブに求められるものとは?

ここで私は「複合型スタジアム」を作るという意見を提唱します。欧州のサッカークラブを見れば分かるのですが、欧州のスタジアムでは地域と密着した複合型となっており、試合外でも買い物やカジノが出来るようなシステムとなっています。また駅とスタジアムが直結したものもあり、駅を降りた瞬間スタジアムの入場ゲートに入るようなスタジアムもあります。Jリーグが作った動画(タッチしたら多分その動画に行けるはず)でその一部分をご覧にできます。

ここで地方クラブの利点が発揮されます。まず、都会とは違い土地は余っている場所が絶対にあると思うので、新たに建設することはできます。行政が動いてくれるかどうかは分かりませんが、もし建設することが出来れば、サッカーに興味ない市民全員が試合外でも利用できるようなスタジアムとなり、ここで「地域密着型クラブ」と言えるようなクラブとなれます。実はこのような複合型スタジアムを作る計画を既に日本でも始まっており、ヴェルスパ大分やレノファ山口といったクラブが複合型スタジアム建設を検討しているらしいです。

これからのJリーグの発展が楽しみですね


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