ふぇちーたちゃんを召喚した話
先日、フェティッシュな投稿をしても怒られないSNS、『フェチストドン』にお遊びでbotを作ったことをきっかけに、サービス的なものを提供するbotを作ることになりました(with たかせさん)。
そのサービスを象徴するキャラクターとして、『ふぇちーた』ちゃんを二次元に召喚することになりました。(命名 by ぽに 様)
『フェチストドン』について
『フェチストドン』にbotを作った話
当然、私にはこのタスクを倒すだけのキャラデザ能力もお絵描きスキルもないため、AIの力をお借りしました。
先人たちの知恵にたくさん助けられたので、私も集合知の一部になるべく、この記事を書いています。
何をしたかった?
fetistodon内で動くbot(ユーザーが登録したイベントの告知などを行う)を象徴するキャラクターを作る
利用場面は、fetistodon内のアイコン、ヘッダー及びサービスを提供するウェブサイト内の素材
戦略
キャラクターを作成することが優先順位第一位
とりあえず形にする、スピード感
キャラデザ:stable diffusion web ui https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
キャラクターの要素をマインドマップからテキストでリストアップ
text2imgでキャラクターを作成した後、それを組み合わせた画像を作り、それをimg2imgにかけて最終キャラクターにする
学習モデル:civitai
https://civitai.com/学習モデルはcivitaiからダウンロード(商業利用可能なモデルに限定)
プロンプト研究(各モデルに適したプロンプトの勉強)もcivitaiで行う(集合知ありがてぇ…)
色の組み合わせ:Khroma
https://www.khroma.co/自分に色のデザイン能力があるなどとは端から思っておりませぬ
細かいお絵描き:ibis paint
趣味如きに課金する余裕はない、CM見たら使える機能とかもあってありがてぇ
ハマっちゃったところ
キャラデザ、むず…
解決方法:尊敬でき、かつデザインにも精通していらっしゃる二人の方に相談したところ、私が愛せるキャラクターを作れば良いと言われたので、それを信じて私好みの子に振り切って作成した
プロンプトを微調整しつつ、20~30回くらいはシード値ガチャした
最終的に二つの学習モデルを組み合わせてキャラ作成
stable diffusionの”Connection errored out”を何とかする
解決方法:同じ問題に直面してる人たくさんいた。 https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui/issues/9074 で解決した。
集合知に感謝。私も集合知の一部になりたいと思いこれを書いている。
全体的に、思ったように動かない…
解決方法:terminalと2画面にして、都度起こっているエラーを見ながら作業を進めると効率的
img2imgの使用場面の癖
キャラに複雑なポーズを取らせるのは難しい。
(元画像の重みづけを高くするとスムーズな画像にならない、低くすると狙ったポーズから外れる)諦めて手書きに切り替えた。
ふぇちーたちゃん(voiceのすがた)
白髪、幸薄そうなのを隠して明るく振る舞う、中性的、私の好みが中学生くらいの時から変わってなくて安心&絶望しました
(綾波レイに嗜好を狂わされた人)
思ったこと
英語に慣れておくことは大事
例えばエラーが起こった時の解決方法、日本語で調べても出てこないが英語で調べると出てくることがよくある。
英語に対する忌避感があったら解決できなかったポイントがいくつもあった。例えばプロンプト研究、他の人が上げてくれているプロンプトが英語なので、簡単な単語も分からなかったら途中で挫けていたかもしれない。
お金、大事
今回の全ての作業が可能になったのは昨年夏にPCを買い替えていたから(買い換える数ヶ月前に、7年ほどお世話になったPCがご臨終)
PCが手元にないブランク期間がたった数ヶ月で買い換えることができたのは、数年前に買っていた株の売却で利益が出たから
家電がお亡くなりになると、急な出費になる。それに物価の変動まで加味すると出費は読み切れない。それに耐える予算がないと環境が維持できない。環境が維持できないと作業が滞るだけでなくスキルも低下していく。
結局世の中カネ、なのか…?
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