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コーヒーで億万長者になるPart2


どうも!

今日は具体的にどうやって商社はコーヒーを買い付けするのか、またどうやってコーヒーで億万長者になるのか解説していきますね。

前回でコーヒーは先物相場がベースだとお伝えしました。
そんなベースが先物相場のコーヒー、先ず商社界で共通のワードが”Differential”ディファレンシャルです。
これは簡単に言うと唯一コントロール出来る価格になります。
商社が各国のサプライヤーに聞くのが産地のディファレンシャルです。
ただ!ただですよ、このディファレンシャルは価格要素の20%前後です。
じゃあ残りの80%はなにかって?そう、コーヒーの先物相場になります。

例えば、現地のサプライヤーからこのコーヒーのディファレンシャルいくら?と聞きます。
サプライヤーからプラス20セントと価格提示がきたら、当日のNY or LDN相場の終値(ここでは100セントとします)+20セントになります。
なので120セントがコーヒーの買付け価格になります。
そうなんです、ほぼ相場の価格で決まります。
これがどこの商社も行うオーソドックスな買付け方法です。
ただもちろん、コーヒー産地によっては口座が開けないとかそもそもそういう取引きやってないところは多くあります。
そこで買付けしてきたコーヒー俗に言うスペシャリティコーヒーなんかと言われてます。
そうです、みなさん味が美味しいからなんかと言われてますが、結局は産地から出てくる価格によって汎用品やスペシャルティコーヒーなんかの位置付けが決まります。
もちろん味の要素もありますが、ほとんどの人が美味しいコーヒーなんか分かんないですよ。
私も何年かコーヒーやってましたが結局分かんなかったです。

では、具体的にどうやって億万長者になるのでしょうか?
そうです、コーヒー価格の80%以上を占めてるコーヒー相場です。
考え方としては株価となんら変わらないのですが、相場のボラティリティなどはファンドで決まります。
コーヒーの先物相場はニッチ過ぎる言えにほぼファンドで独占されてるので一般じゃほぼコントロールなんて出来ないです。
ただ、ファンドが相場を上げ下げする要素はいつでもコーヒー産地の収穫状況や天候、その他トピックス、大手サプライヤーが予想収穫量を発表した時です。
そしてその中心となるのがブラジルです。
なぜかって?
ブラジルが世界最大の生産国だからです。
コーヒーの収穫量、天候、自治問題、為替など相場の基盤となるトピックスはこれが大半です。
なので、これに集中して毎日ニュース見とけば相場の上げ下げは大体わかるので、そこに便乗すれば儲けられるはずです。
多くのファンドおよび投資家はそうやって稼いでます。
少しは分かりましたかねえ…?
正直結構難しい内容なので、また別の機会に発信していきますね。

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