コンセプトに必要な話法
どうも!
今回は前回の続きで残りの「話法」です。
変革話法は話した通り、From A to B 構文なんかとも言われていますがその続きからいきましょう。
1. 変革話法
2. メタファー法
3. 反転法
4. スライド法
5. 矛盾語法
念のため上記覚えておいてください。
次は2〜5です、これで終わりなので頭フレッシュにさせていきましょう。
メタファー法はイメージ出来るものを借りて想像させるです。
A のような Bです。
例えば、
主語: 本が嫌いな人たちが
目的語: それでも本を手に取りやすくするために
役割: 敷居の低い本屋さんを担う
ここで考えるのは、どういう人だったら本屋に集まるかなと考えた時に、
「おもちゃ屋」みたいな「本屋さん」
と提唱したのがヴィレッジ・ヴァンガードです。
またですね、メタファー法に含まれる擬人法も非常に効果的です。
例えば、飲料メーカーがバンバン発売している飲料。
これほどまでにコンテンツで差別化するのは難しい商品はないと思っていて、例えば缶コーヒーの「BOSS」これは有名な話しですが、 BOSSのコンセプトは、
「働く人の相棒」みたいなコーヒー、です。
CMでも出している通り、もう分かりますよね。
これに沿ってコンセプトは導き出されていくわけです。
次に「スライド法」です。
1つを固定してもう1つをずらすとビジネスヒントが生まれます。
例えば、グリコ。
男性にお菓子を買ってもらうためにはどうしたら良いのか?という問いから投げ掛けているのですが、男性が食べ物を買う動線で考えると、
居酒屋
駅中
オフィス
コンビニ
スーパー
オフィス
などなど、、、あるわけです。
いっそうオフィスに出向いてみるかといったのがオフィスグリコなわけです。
このスライド法はどちらかというと営業戦略よりですね、考え方としては。
では最後の矛盾語法について話します。
少し難しいのですが、A or B を A and Bに変えて考えるということです。
GUのヒット商品で例えると、
主語: 働く女性たちが
目的: 靴ずれで痛い思いをしなくていいように
役割: 快適なパンプスを担う
これどう思いますか?
悪くはないんですけど、良くはないです。
いや、凄くシンプルなんですけどインパクトがないんです。
ここで対概念の組み合わせで言葉を作る意識をすることがポイントになります。
パンプスなのに快適 → パンプスなのに靴ずれしない。
少し良くなりましたね、ただまだ弱いです。
「パンプスなのに走れる」
これぐらい振り切っても良いのかもしれないです。
どうですか?
今週はコンセプトについてひたすら語ってきましたけど、正直これが100%ではありません。
しかしコンセプト作りには欠かせない要素だと思いますので、是非とも参考にしてみてください。
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