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女性専用車両は必要なのか。

こんにちは。泉ゆんです。

私は人混みが苦手で、特に満員電車は何がなんでも避けたいと思っています。

人混み大好き!という方も少数派だと思いますが、毎朝嫌な気持ちを我慢して、それでも満員電車に挑んでいる方を見ると、私並みの満員電車嫌いも珍しいのかもしれません。

私は通勤で快速や特急には乗らないし、
始業時間の3時間以上前に家を出ています。
(なので電車遅延で遅刻したことはありません。笑)

理由は満員電車を避けることですが、出社前に自分の時間を作って、複業や執筆の時間を設けるためでもあります。

そして、乗る車両は必ず「女性専用車両」です。

特に意識せず利用していたのですが、最近「女性専用車両」について深く考えるようになりました。

Wikipediaによると、
女性専用車両とは、公共交通機関において、女性専用として提供されている車両とのこと。

設定の理由は、痴漢などの性犯罪や暴力から女性を保護すること。他にもサービス向上によって、女性客を取り込む意図もあるようです。また国によっては宗教上の戒律で男女の車両を分離しています。この場合「女性専用車両」ではなく、「男性専用車両」が設定されている場合もあります。
(「女性専用車両」フリー百科事典ウィキペディア日本語版 2021年8月1日14:46 URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/女性専用車両)

色々調べてみると、日本では1912年に「婦人専用電車」として導入されたのが始まりのようで、100年以上も歴史があるとは驚きました。

あと女性専用車両は、男性の乗車を禁止する法的な拘束力はなく、あくまで男性の協力を得て成り立っていると言うことは、忘れてはいけないですね。

(果たしてアラサーの私が痴漢に合うかは別として、)
私も女性専用車両に乗るだけで、痴漢に合うかもという心配はほとんどなく、いつも安心して通勤しています。

でも考えているうちに、

「これって男女差別では?」
「性同一性障害の方は?」
「女性専用車両に乗っていない女性には、痴漢しても良いという歪んだ考えに繋がるのでは?」

と思うようになりました。

(ただし女性専用車両に反対というわけではなく、むしろ感謝している立場です。)

女性専用車両が導入されて、痴漢の被害から守られたり、私のように安心を得られた人も多いはず。
でも導入されたからと言って、痴漢がゼロになるわけじゃないし、男性も痴漢の被害者になることもあります。

女性専用車両は「不必要」ではない。でももしかしたら時代の移り変わりとともに、名称や形態を変えていかないといけないのかなと感じています。

みなさんはどう思いますか?ぜひ教えてください。


泉ゆん



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