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#3 癒えるとか癒えないとか、忘れるとか忘れないとか

6月12日(月)
美容院後はじめてのお風呂。3プッシュ必要だったトリートメントは1.5プッシュで足りるようになってしまった。髪の短さに腕の感覚がついていかず、手の動きが余る。ドライヤーも後ろの髪を上手く前に持って来れず、ブローが上手くできない。毛先がうまくまとまらない。自分の髪じゃないみたい。早く好きに扱えるようになりたい。

6月13日(火)
冷房を解禁するにはまだちょっと早くて、でも窓を開けても生ぬるい、気休め程度の風しか入ってこなくて、お風呂あがりの身体にじんわり汗を滲ませてしまう。部屋の気温は26.7℃、湿度は66%。ひとが快適に過ごせる湿度は40%〜60%なので、なんともそれらしい、梅雨らしい夜になったものです。

若干の不快さを抱えて過ごす中、タイムラインに流れてきたTeleのツイートがとてもよかった。

ああ、梅雨のじめっとした夜(の感じを切り取ったのかはわからないけども)をそんなふうに感じて、例えられる感性を持ち合わせているから、この人の紡ぐ歌詞やメロディが好きなのだなと。自分の中の「好き」の解像度がひとつ上がった。

6月14日(水)
6月7日、純情息子(くるりのファンクラブ)のコンテンツ内で「2023.6.14 6pm」の文字が書かれた画像の毎日投稿がはじまった。そわそわする気持ちとは裏腹に3日も経てば投稿のことをすっかり忘れており、本日。仕事終わりにInstagramを開くと「くるりのえいが」公開のおしらせが。同時に新しいアルバムリリースのおしらせも。まだまだ空白だらけの10月のカレンダーがにぎやかになりそうです。嬉しい。がんばれる理由がひとつ増えました。

6月15日(木)
サッカーの日本代表戦。応援している選手が活躍したことをニュースで知り、おぉ、と言葉が漏れる。2週間ほど前、新幹線での移動が必要な距離にも関わらず現地に観に行こうかなと思った瞬間もそれだけの熱量もあったはずなのに、試合のことをすっかり忘れていた。ハイライトを見て満足した。20日の試合はちゃんとテレビで観よう〜

試合後のインタビューで「もっともっとチーム内の競争が激しくなると思いますが、臨むところですか」と強気な質問に対する答えとその笑顔に人柄の良さが出ていたような気がして、さらに応援したくなりました。応援します。

「しっかりいい準備をして、みんなでいい競争をしたいなと思います」

6月16日(金)
ラブ トランジットを見始めた。1話の開始20分足らずできゅうと胸が締め付けられた。どうしたらこんな企画を思い付けるのだろうか。X(元恋人)が書いた私(参加者)の自己紹介を読む時間の温かさと、残酷さよ。
ここまでの推しは、デート前に相手のヘアセットをしてあげるところから既にデートが始まってる美容師のこうへい君です。えりちゃんめちゃくちゃ良い笑顔してた。好きなシーンです。

6月17日(土)
徒歩5分友達のお誘いで、百貨店の和菓子イベントとエハラ家カフェへ。一人暮らしvs日持ちしない和菓子という、決してまとまった数を購入してはいけない状況であることは頭で理解しつつ厳選に厳選を重ねて8個買った。うち5個は明日18日が消費期限です。こういうとき、シェアできる相手がいたらなと思ってしまう。福井の名店、伊勢屋のくずまんじゅうのあんこが感動のおいしさだった。またいつか出会えますように。

エハラ家カフェ。完全におこぼれに与るというか、棚ぼたというか、思いがけず素敵イベントに参加できてしまった。人見知りせず、大人顔負けの接客上手なエハラ家のきょうだい達よ。。なんともあたたかい空間で心が浄化された私たちでした。

6月18日(日)
後味の悪い夢を見た。寝起きのひと呼吸めが、深いため息に変わる。1〜2ヶ月に1回のペースで、かれこれ一年近くこの目覚めを経験している。まだクリアにならない頭で、これは私のトラウマなんだとぼんやり考える。きっともう向き合う必要のない問題なのに(そうだと願いたい)、当時の私が傷付きすぎた。癒えるとか癒えないとか、忘れるとか忘れないとか、そういうことじゃない、これから先、なるべくこの後味の悪い夢を見ることがない自分でいれることに努めるしかないのだと思う。

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