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紙のコミックスに感動した話(ゴールデンカムイ30巻を読んで)

  1. 電子コミックスヘビーユーザー

  2. 紙コミックスに感動(迫力・見開き編)

  3. 紙コミックスに感動(紙質・インク編)

  4. 紙コミックスに感動(中表紙編)

  5. まとめ

1.電子コミックスヘビーユーザー

ここ10年近く、電子コミックス派で、とにかくスマホで乱読しています。どこでも、いつでも手軽に幅広いジャンルを読めるのが魅力ですよね!
今年に入り、ゴールデンカムイにドはまりし、全巻電子版で購入しています。ただ6月19日発売になった30巻は、電子版+紙コミックスも購入しました!
紙コミックスにものすごーーーく感動しました。その理由を3つ挙げていきます!

2.紙コミックスに感動(迫力・見開き編)

スマホで読んでいるため、紙コミックスの絵の大きさに感動しました。物理的に一回りサイズが大きいのです。
特に30巻ですと第295話の鯉登少尉が鶴見中尉へ思いをぶつけるシーン。1ページを丸々使った迫力ある絵に胸に迫るものがありました。さらに、見開き次ページ上に月島軍曹の顔のドアップ。このコマ割り、レイアウトでスピード感、心理的な描写が増し、電子版より段違いにいいですね!行間を読めるといいますが、情報量が多く感じます。
また、戦闘シーンや地図などで見開き2ページを使ったシーンなどを味わえるのも、紙ならではです。
電子コミックスで残念なのが、見開きが1ページ表示にできない点なのです。この綿密に計算し尽されたコマ、ページレイアウト、迫力が電子版では伝わりにくい・・・


3.紙コミックスに感動(紙質・インク編)

電子コミックスでは気づかなかったことの一つに、紙質やインキ(色)があります。
30巻では表紙や背表紙の字が銀色で、光の加減でより輝くんですね。また目次の紙がつるつるとしたコート紙で、カラーページに適した素材となっています。肌触りが他のページと異なります。
また、私特有かもしれませんが、独特のインキの匂いが堪らない・・・(笑)嗅ぐとこれこれ~となるんですよね。わくわく感が増されます。

4.紙コミックスに感動(中表紙編)

最後は表紙のイラストにかかわるお話です。30巻の電子コミックスからは、カバーの表紙だけでなく、カバーのそで(折り込んである部分)も載っていました!「天から役目なしに降ろされた物はひとつもない」
しかし、カバー裏表紙は載っていないんですよ~!!!!かわいい月島軍曹が!!他の巻もカバー絵だけは見たいときは、紙コミックスを見なきゃですね。
さらにカバーを外した表紙、ゴールデンカムイでは毎巻アシ(リ)パが異なるアイヌの衣装を着て、ファッションモデルをしてくれています。えぇ~~~見たい!これは漫喫などのカバー外せないコミックスでは味わえないんですよね。所有者の優越ですね。

5.まとめ

紙コミックスの良さを挙げてみました。
特にゴールデンカムイの野田先生は精緻な美しい絵を描かれていますので、余計に紙のコミックスで良さが際立っているかもしれません。
デジタル化が進んで、印刷物需要が減っている世の中ですが、改めて紙の印刷物の良さを実感できた経験となりました。ゴールデンカムイ展の図録も、源次郎ちゃんの袋とじ(!)があったり、と、野田先生は紙の印刷物でしかできない良さ、特徴をとにかく活かされているなぁと思います。

31巻も紙コミックスも予約しました!(笑)
お出かけ時の電子コミックスももちろん買いますが、どちらも満喫して、金カム世界を堪能していきたいと思います。

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