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平常運転

 ごくふつうの1日。これといった何事もない1日。いわば平常運転な1日。
 日中はまだまだ暑い。けっこう長いぞって感じの夏が続いてる。でも、陽が落ちてからの空気はどことなく晩夏な感触。7時くらいにはエアコンを切って過ごせるもんね。
 うちに勉強に来てる中学生たち、夏休みもあと1週間ということで、なんやかやと慌ただしくなってきてる。基本、英語と数学しかみてあげてないんだけど、今週だけは特別に社会も理科も、できる範囲で見てあげることにしてる。
 理科の教科書やプリントを眺めながらふと思うこと。中学の時の理科が一番楽しかったな。生物や化学は、高校に入ってからものその楽しさが持続してた。ちょっと大袈裟かもだけど、ああ、この世界ってのはこういう仕組みで作られてるんだという感動もあったり。高校時代、大学入試に向けての「点数」的には英語や国語などの文系科目の方が高かったけど、理系学部に進学しようとしたのはその楽しさゆえだった。でもね・・・大学入ってからはダメだったなあ。数学はともかく、構造力学や熱力学のあたりでつまづきが目立つようになり、高校時代に物理をみっちりやらなかったことを後悔。専攻は生物系とはいえ、理系である以上、物理と化学は常について回ってくるわけで。


【台所日記】
 Web上の何かの記事で知ったこと。「昭和の子どもたち」が大喜びしたご馳走のBEST3が、カレーライスとスパゲティとハンバーグだったらしいこと。で、本日はそれでいってみた。
 お昼にナポリタン+ハンバーグ、夜はカレーライス。納豆とアジの開きみたいな感じが多かった昭和の庶民の食卓に、特別感があったメニューらしいけど、それに大喜びしてた少年少女たちというのは、いわゆる団塊の世代で現在の80歳前後の人たちらしい。夕方、大家さんのおじちゃんとの立ち話のさいに聞いてみたところ、まさにそうだったと。(ちなみにおじちゃんは74歳だけど。)で、カレーライスは「肉の量」が問題で、兄弟でそれぞれに盛られたお皿を見比べて、自分のは肉が少ないだのなんだので揉めたりもしたんだとか。今の感覚だと、お野菜多めのヘルシー感の方が大事にされるような気がしなくもないけど。飽食の時代になる前の昭和の感覚なのかなあ。
 まあ、あとは桃ちゃんですね。今が一番美味しい時期。産地とはいえそれなりにお高いわけだけど、今この時期に食べておかないでいつ食べるの?みたいな感じでいただかせてもらったよ。ああ、美味しいねえ。


【音楽室】
 北米のポストクラシカル、インディーフォーク、ポストロックなどの粋を集めたかのような繊細で洗練された独特の空気感をたたえた世界。この老舗バンドが、今年の晩秋に初来日するらしい。東京でのライブ、行けたら行きたいかも。

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