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健康第一!

 先週末、3泊4日での東京行き。母の入院と手術のため。卵巣嚢腫(良性)の摘出手術で2週間ほどの入院になるとかで、その付き添いとか、医師からの説明を聞くためですね。今は離れて別々に暮らしてる母と私たち双子姉妹の3人家族。姉妹の片割れは年度末の繁忙期で休めないとのこと。母の身内は東京にはいない。なもんで、フリーランス的に比較的休める私の出動になった次第。
 昔から、3人揃って健康で大病とは無縁だった。でもまあ、母も40代後半、仕事もフルタイムでやり続けてきてるわけで、いろんなものが蓄積された結果なんだろう。手術は、えっと思うくらいすぐに終わり、術後の痛み止めが効いてさほどの痛みもなかったみたい。私が帰る日には、もう点滴をお供に自力で歩いたりトイレ行けるようになってた。1週間後に抜糸、術後の経過が良ければ10日で退院だとか。まずは一安心ってとこですかね。退院後1ヶ月はなるべく安静にということで、仕事は休むそうだ。幼稚園の先生やってて、半ば肉体労働だからね。退院時の付き添いは姉妹のKがやってくれるってことで私はこれでお役御免。
 母は、服装やメークが若づくりってのもあり、外見上は意外とおばさん臭さはない方。私たち姉妹と入ったお店で、母ではなく姉と見られたこともかなりあってそれが自慢。だけどね、寄る年波には勝てなかったってことかな。そう言ったら顔をしかめてたけど、これからは年相応の健康への関心や配慮をしていただきたいもの。そんな言葉を残して東京を去った次第。
 久しぶりの東京行きだったから、友だちに会ったり買い物したりってのもありかなと思ってたけど、なんだか億劫で、午後病院に行く以外は自宅周辺をちょこっとぶらついただけだった。
 下町、隅田川の夕景。いつも見てるものとはおよそ異なる夕景。取り立てて懐かしさや親しみが湧くってもんでもないけど、これが生まれ育った「故郷」の夕景。



【台所日記 #049】
 東京を出る頃、実家近くの商店街で見かけた刺身用の鰹の柵。美味しそうだったから保冷バックに入れてお持ち帰り。かなり大きめの柵だったから、帰宅後3日間は鰹三昧。お刺身、カルパッチョ、漬け丼、生利にしてパスタで無事完食。なかなかのご馳走でした。
 鮮魚のお刺身で何が好きかといえば、値段を考えなければ平目とか金目鯛とかだけど・・・やっぱ庶民としては鰹が一番!これは遠洋のマガツオで、まあ普通というかそれなりというか。だけど同じ鰹でも、近海もののハガツオは絶品。滅多に見かけるもんじゃないけど、おばあちゃんのところ(西伊豆)では必ず食べさせてもらえる。鮮度的に東京では生食がむずかしいらしく、産地ならではってとこ。こうやって書いてて、久しぶりに伊豆にも行きたくなってきたなあ。


【音楽室 #049】
 この作品は素晴らしい!!!デンマークのエクスペリメントなジャズ/アンビエントの方たちの近作。もっとも、その音楽家さんたちのことはまったく知らないんだけど。「北欧」「ジャズ」「エクスペリメント」と言った検索ワードでネット徘徊してて、おおお!となった次第で。
 アルバムタイトルのTerrain Vagueの意味をネットで調べてみたところ、テランヴァーグという美術(建築)用語らしく、「その場所で起こったさまざまな出来事を想起させながらも、もはや空虚で、何からも放棄され、定義が曖昧で不安定な状態の都市空間を指すフランス語」なんていうムズカシイことが書かれてる。タイトルは、音が表現する世界観よりもむしろ制作手法を示唆してるのかな?このアルバムは、ライブ演奏を収録した音源の再編集(切り貼り)で作品化されたものらしいし。

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