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勇者ヒンメルならそうしたからね

冬が到来して怯えているいわさじゅんと申します。冬がすこぶる苦手でして..。なぜって理由はいたってシンプルで寒いじゃないですか。

毎年思う。今年オレ冬越せるのか??

冬は当然寒いものだし自然の摂理なのでそれでいいんですが。なにせ寒さに弱いもので身体が動きません。気分も上がってきません。あと眠いしできればお外に出たくない 笑

コンビニのレジのところに設置されている、ホットスナックコーナーの、あの暖かな温もりの中でずっと過ごしていたい。温室育ちなのでわがままです。すみません。ちなみに春の終わり頃から初夏あたりが好きです。

南国土佐に住んでいますが一体どこが南国なのか。と言う屁理屈は一旦置いておいて..。今年は暖冬だと言われていますが果たして..

勇者ヒンメルならそうするだろうという話しです。RPGで言えば僕は魔法使いだと思っているのですが、勇者として今回noteを書いていきます。


「勇者ヒンメルならそうするだろう」

『葬送のフリーレン』という漫画がある。絶賛どハマり中の漫画です。今年の10月の初めごろ金曜ロードショーでアニメが放送されていました。

最初はなんとなくそれとなく観ていたら、そのスケールと現代的解釈が施されたうような、心地よい落ち着いたテンポとキャラクターの距離感に圧倒され見事にどハマりした。

ファンタジーでありながら、従来のファンタジー系漫画をさらに深掘りした魔法等の細かなディティールがとても秀逸だったり。

さっそく感銘を受け(良い作品に出会うとのめり込む体質..)さらに深く理解したい想いに駆られすぐに単行本(コミックス)を読んでその世界観に埋没する。

しかし、よくできた漫画だなと思った。まず何よりもストーリーがいい。ざっくり説明すると。

かつてフリーレンは勇者ヒンメル、ハイター、アイゼンとともに魔王に挑み見事勝利をさめた。世界を救い英雄となった勇者一行はパーティーを解散してそれぞれの道を歩きだす。

これが物語の始まりだ。

主人公のフリーレンはエルフの魔法使い。旅のあいだは魔法習得に勤しみつつ、魔法収集が彼女の趣味で、かつての仲間たちはフリーレンの魔法にしばしば笑ったり付き合ってくれたり。

つまり、習得した魔法をバカ笑いをしてくれる仲間たちがフリーレンの心の支えになっていたということ。

魔王討伐まで仲間とともにした時間は10年ほど。10年間といえば、僕たち人間の時間感覚でいえばかなり長い年月だ。しかし、エルフは人間よりも遥かに寿命が長く何千年も生きると言わています。

つまりフリーレンは超長生きだ。

そんなエルフと比べると寿命が短く死が近い人間の感情なんてフリーレンには一ミリも分からない。フリーレンは人間の命の短さについて知ろうともしなかった。

魔王討伐後から50年ほど経ったころ、勇者ヒンメルは寿命で死んでしまう。つまりヒンメルは与えられた命を全うしたのだ。

ヒンメルが亡くなったあとフリーレンは「人間の寿命は短いって分かっていたのに、なんでもっと知ろうと思わなかったかんだろう...」と自分たちより先に年老いて死んでいく、かつての仲間の姿をそばで見つめながら、人間をもっと知ろうと新たな旅に出る。

旅の途中、フリーレンはいろんな人に出会い、先陣をきって人助けをしていく。効率の悪いことやめんどくさいこともたくさん引き受ける。

フリーレンは淡々と人助けをこなしていく。フリーレン自身は魔法の収集や習得さえできればそれでいいと言いますが、かつて共にした仲間、勇者ヒンメルの行動をそのまま反映しているかのようにフリーレンは言う「ヒンメルならそうするかな」

ヒンメルに習い自らの行動を変えていく。

この言葉僕はすごい言葉だと思う。掘り下げるとつまり、「あの人だったら多分そうすると思うから、自分もあの人みたいにやってみた」

つまりフリーレンの行動はヒンメルへの愛と敬意、憧れが込められているということ。

自分が一番リスペクトを受けた人物のマネをしたいという心理、行動がまさに表されていると思った。それくらいフリーレンにとってヒンメルの存在が絶対的だったのだと。

ちなみにヒンメルはイケメンですが、3枚目って感じのイケメン。でもたくさんの名言を残しているので心の底から真のイケメンなのかなと僕は思う。

僕は漫画を読みながら結果フリーレンはいい仲間恵まれてよかったなと思う。小学生並みの感想ですが 笑

僕もいつかはこんなにもアツい思い出を、笑いあえるような仲間と旅をしたい。

密度の濃い人生を。人生はまさに旅だ。RPGだ。

さて、ここで終わりになりますが、今回のこのnote書こうか削除しようか数日間迷っていましたが、勇者ヒンメルだったら最後まで書いて完成せるよねと思った。

さらに勇者ヒンメルだったらこのnote今すぐ公開するかな。なので僕もヒンメルに愛と敬意を込めてそうすることにした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。また更新します。

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