無駄が大事

ユウマです。

引っ越し作業も大体片付き、
家でコーヒーを楽しめるところまで文化レベルが上がりました。

このコーヒーの淹れ方ってたくさんあると思うんですが、
私は挽いた豆買ってきてヤカンからゆっくりドリップする派です。
人によってはコーヒーメーカー使ったり、お湯に溶かすタイプだったり、もしくは毎日スタバに寄るなど楽しみ方は人それぞれですよね。

本来ならコーヒー自体飲まなくていいもののはず、
それをさらに手間かけて朝に飲むという無駄が贅沢に感じます。
実際、仕事の効率も上がっているような気もするし。

私はこの無駄に贅沢なものが好きです。
アニメの端々までの作画の良さとか、
年々進化するガンプラのパーツの取り方とか、
大衆居酒屋でビールジョッキに残るエンジェルリングだとか、
コストパフォーマンスを考えれば無駄とされてしまうところにかけたクリエイターの手間暇が好きです。それが心に残る。

多分、日本の企業が利益が出ずに苦しんでいるのはここのせいなんじゃないかと。日本人にもともと根付いたホスピタリティ(お・も・て・な・し)の気持ちが、コストパフォーマンスを考え方と合わない。
少しでもいい製品を届けようとする人たちと、
要求仕様さえ満たせばよいと考える人たち、
願わくば前者が幸せになる世界になってほしいです。
でもすでに金は稼げなくても、精神的には幸せなはず。

考えが飛躍しすぎた。
今日もコーヒーがうまい。


今日の、弊息子は、リモート先の私に必死で状況を伝えようと、
「そぉーせぇっじ、おっとっした」と伝えてきた。頑張っておる。