ゆーみんの「希望の扉」第93話

おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。

昨日は義父の病院の診察の日。
昨年カテーテルを入れる手術をし、心臓に爆弾を抱えていた義父。

寝たきりだったけど、最近は食事もとれるようになり、最後まで人の顔が
分かっていた義父でした。

入院している特別老人施設から、大病院まで福祉タクシーで連れていき、
義母と二人で診察を待っていました。

普段は面会させてもらえないのに、この日は一時間以上も付きっきりで、
義母は義父と一緒にいることが出来たのです。

まるで義父が、最後は一緒にいたいと願っているかのようでした。
容態が急変したのは、病院の待合から処置室に呼ばれて直ぐの事でした。

「お義父さん頑張ってね」と声をかけたのが最後・・・。
5分もしないうちに、看護師さんがバタバタされ、そのうち沢山の病院関係者が駆け付けました。

部屋を見ると、若い医師が心臓マッサージをしています。
それから10分もしないうちに、父は心臓が止まりました。

原因は大動脈瘤が破裂したようです。
待合室にいる時も穏やかな表情で、苦しまない、安らかな死でした。

人の命はほんとうに儚いものですね。
こだわりがあるけど、世の為人の為に尽くす頑固で真面目な人でした。

孫たちも可愛がってくれた義父。
本当に有難うございました。

心からご冥福をお祈りします。