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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている… もっと読む
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#大切

「感謝と祈り」第732話

茶道裏千家正教授として、茶道の心、日本人の生き方を国内外の多くの人々に伝え続けている米澤喜美子さん。 60年以上、茶道の道を一途に歩んできた米澤さんから、千利休の教えを交え、茶道に学ぶ、よい人生を送るヒントをご紹介します。 日本文化を一人でも多くの方に伝えたいという米澤さんですが、心を込めてお手前をしましょうという、茶道の基本は、「目の前の人を大切にしましょう」という生き方にも繋がっています。 そして、千利休は、茶の心を「和敬清寂(わけいせいじゃく)」の四つの文字(四規

「感謝と祈り」第731話

昔からひとつの人生訓として 「厳しいことを言ってくれる人を大事にした方がいい。」というのがあります。 自己啓発本の中にも、そのような記述がよく見られたりします。 でも、それよりも、「自分に勇気づける言葉を送ってくれる人を大切にすべき。」と、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏はいいます。 本当にそうだなぁと思います。 厳しい言葉を受けて、自分を戒めるきっかけになったり、成長することができるのであれば、否定するつもりはありません。 しかし自律神経を整え、いつもいいコンディ

「感謝と祈り」第726話

《万事入精(にゅうせい)》 この言葉を、知人から最近教えてもらいました。 あらゆることに、誠心誠意を尽くしていくという意味だそうです。 そして、「勤勉性」は「万事入精」と同義であるということです。 何事も疎かにせず、懸命に取り組む姿勢こそが、日本人が大切にしてきた特性であり、戦後の日本を経済大国へと押し上げた大きな要因ではないでしょうか? 安岡正篤師に「傳家寶(でんかほう)」と題する一文があります。 「事の前に在りては怠惰(たいだ)  事に当たっては粗忽(そこつ)

「感謝と祈り」第670話

秋元康氏は「運」についてこう語っています。 『どんなビジネスも、結局は人が運んできて、人との出会いのなかで生まれてくるのである。 その人との出会いは、けっして自分ではコントロールできないし、予測できるものでもない。 まして、みずから演出できるものでもない。 出会いがいつ起こるかは、「運」に握られている。』(企画脳 /PHP文庫) いかがでしょうか? 誰が自分に幸運をもたらせてくれるかは分かりません。 だから、どんな小さなご縁もないがしろにできないと思います。

「感謝と祈り」第668話

《運命を良くしたいなら、人を大事にすればいいだけ》と小林正観さんは言います。 身体は食べ物から得た栄養で作られているように、心は他者との出会いによって出来ていると言います。 たとえば、生まれてから死ぬまで無人島にいて、誰からも言葉を教わることなく、読める本も、話し合える友だちもいなければ、心が育つことはできないからです。、 どんな国に生まれ、どんな教育を受け、どんな影響を受け、なにを学んだかによって、心の育ち方は変わります。 自分の運命を考えた時、出会いが「自分」を作

「感謝と祈り」第661話

名前は自分を認識してもらい、自分を覚えてもらうための、とても大事な情報なのだと小林正観氏は言います。 運をよくするために、姓名判断の鑑定士に高いお金を払って名前を変える人もいますね。 心機一転の気持ちで、名前を変える気持ちも何となく理解できます。 でもそれが、読めない、難しい漢字だとしたら?? その「難しい漢字」の結果、「好運」や「ツキ」を呼び入れるどころか、逆にどんどん敵を作ってきたかもしれません。 少なくとも「好意的な人」を増やせないと小林氏は言います。 名前

「感謝と祈り」第646話

「よき偶然」を引き寄せるのと、「運」を引き寄せるのは同じだと賢者は言います。 それは、「偶然」と「運」を運んでくるのが「人」だからだと聞いた事があります。 目の前の小さなご縁を大切にする人が、良き偶然を引き寄せ、そして、運も引き寄せるのだという。 そして、運を引き寄せる為に、今日は橋本京明氏の心に響く言葉を参に、その5つを紹介致します。 🍀1つ目は「柔軟な考え方ができる」ことです。 柔軟な考え方ができるので、相手を否定することはないので、人は安心して、心を開き、色ん

「感謝と祈り」第643話

若さや容姿の美しさは、短期的には得すると誰もが感じでいると思います。 でも、それは表面的なもので、短期的に得する事はあっても、長期的にはいつか通用しなくなる時が来ます。 確かに若い時は、就職試験の面接や恋愛に於いて、有利に働くことは証明されている気がします。 しかし、それに甘んじていて、自分の内面を高める努力をしなかったら、あの人は格好だけで、中身がないと信用されなくなってしまうかもしれません。 では、どうしたら良いのでしょうか? 脳神経医学博士の中野信子氏は、「目

「感謝と祈り」第607話

皆さんは旅に出掛ける時、予定を次々と立てる方ですか? 実は私もそのタイプなので、少しドッキリします。 しかし、スケジュールを組みすぎると、あれもやりたいこれもやりたいという意識が働き過ぎて、帰る頃にはクタクタといった経験はないでしょうか? 気持ちはよく分かるし、限られた時間を精一杯楽しみたいという気持ちは、誰もが持っている事でしょう。 現代人は目的を持つことを重要視しすぎるのかもしれません。 のんびりする事が、時間を無駄にしているような錯覚を起こしてしまう事もあるか

「感謝と祈り「第594話

一期一会という言葉がありますが、皆さんもよくご存知だと思います。 でも年齢を経てくると、色んな方が身近で亡くなったりして、余計身に染みる今日この頃となりました。 例えば、今日、私たちがそれこそなんの因縁だか、お会いしましたとしましょう。 だけどこれで別れた後、どうなるかわからないのです。 だから、私たちは会って別れた瞬間、それは永別だと思った方が正解なのかもしれません。 だけど誰もそう思わないですよね。 また、直ぐに会えると安易に思ってしまう。 瀬戸内寂聴さんは、

「感謝と祈り」第579話

今年は「利益がすべて」という世界観から目ざめることです。 「人の役に立つこと」を企業の目的とした企業は、人々の惜しみない応援を得て、成功のチャンスは広がります。 そして、そのことのヒントになる有名な言葉があるので、紹介させて下さい。 経済競争の頂点に立ったスティーブ・ジョブズの有名な 「病床の詞」です。 「私はビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した」 「他の人の目には、私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう」 「しかし、仕事をのぞくと喜びが少ない人生だった。人

「感謝と祈り」第569話

◆魅力のある人は、「愛ある言葉」を話して、「笑顔」でいます。 それを「和顔(わげん)愛語」というのだそうです。 また同時に、もらうのではなく、与えることが苦にならない人。 魅力は与えることによって生まれるのです。 斎藤一人さんは、今ここを大事にして、目の前の人と仲良く過ごす事が何よりも大切だと言います。 いくら言葉で立派な事を言っても、目の前の人を大切にしなかったら、何の意味もないのです。 「行動しなければ証は何も得られない。禅の教えにもある。『行ずれば証はそのう

「感謝と祈り」第563話

斎藤一人さんは、常に楽しい気分である事が大切であると仰っています。 それは次のような言葉に表れています。 「身内やなんかに病気の人がいたら、心配してあげることが愛だと思ってる人がいるんです。 だけど、愛ってそういうことじゃなくて、病気でつらいかもしれないけど、その中でも楽しく生きる方法があるよってことを教えてあげられること。 幸せになるというのは、与えられた環境の中で、どうやって幸せになるかなんだよ。 病気で苦しんでる人もいれば、病気でも楽しく生きている人もいる。」

「感謝と祈り」第556話

普通に生きていると、私達は足りていないところばかりに目がいき、不満が溜まり、心配の多い人生になってしまうものです。 しかし、今あるもの、小さな幸せに目を向ける練習をすると、心が次第に満たされていき、ついには感謝の気持ちが溢れます。 心の状態が感謝の領域までいくと奇跡のようなことが頻発するといいます。 星の王子様で有名な著者、サン.テグジュペリは、戦場に行く前に、妻にこんな言葉を残しています。 「置いていかなければならない宝物を持っていることを、天に感謝したいくらいだ」