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12. 燃える





喉をついて吐き出す

こんなにも恐ろしいものを

汚れたやつら以外

目をそらすであろう

それを耐熱硝子にのせて

きみに食べさせる



なんて美しいことだろう

汚れさえもまじまじと見つめることが

純粋というならば

ぼくもいくらか純粋だろう

だからきみのも吐き出して

ぼくに食べさせてほしい



やつらと

ぼくらの

違いはなに

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