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2024バスク地方への旅:2 サン・セバスティアン1日目

宿に着いた時間がチェックイン開始前だったので荷物を預けて、宿のご主人に町の地図とおすすめスポットを説明していただく。

ちょうどお昼時でお腹も空いていたので、おすすめのバルを目指すことに。サン・セバスティアンを含め、バスク地方はバルで何品かおつまみ的なものを食べてお酒を飲んで、をハシゴする文化が盛んなところ。

おすすめいただいたのは、Bar Sportという有名店。勝手がわからず戸惑ってたら、日本人?って聞かれて、日本語メニューを渡してくれた。

バスク名物の白ワインのチャコリとピンチョス(バゲットに楊枝で刺したおつまみ)を何品か注文。カウンターで立って食べるスタイル。

イカ焼きとフォアグラのソテー
元祖ピンチョス。オリーブ、アンチョビ、青唐辛子の酢漬け
生ハムのクリームコロッケ

どれもおいしかった。フォアグラはお店のおすすめで火の通り具合が絶妙。さすがの名店。こちらのオーダー時に名前を言って会計をするスタイル。

お腹いっぱいになったところで、サン・テルモ博物館に入ってみる。サン・セバスティアン出身のアーティスト、エドゥアルド・チリーダの生誕100年を記念した特別展と、常設のバスクの歴史を展示した博物館。

特別展で好きな作品が多くて、めちゃテンションが上がる。チリーダの作品展というわけでなく、1950年代から70年代の作品群で、小津安二郎の映画も展示されていた。

青と黒の作品が特に好み
これはチリーダ

割と満足して常設のほうに。

じっくり見たら3時間くらいいれそうな博物館だけど、16時から街歩きのガイドツアーに申し込んでいたので、常設の方は切り上げて、一旦宿に戻ってチェックインを済ませる。

ガイドツアーの待ち合わせ場所

2時間で街歩きをするツアーに参加。日本語のツアーは参加料金がものすごく高額だったので、英語のツアーに。家族連れやご夫婦で参加で10名ほど。街を歩きまわりながら、まちの歴史、バスクのことなどたくさん説明してくれて、めちゃ充実の時間だった。1人でふらふら歩いてるだけでは全く気づけないことをいろいろ教わることができて、参加して良かった。英語は全部はわからないけど、なんとなくでわかった。



最後にサン・セバスティアン名物のピンチョスとシードルで締め。

帰りに老舗菓子店Otaeguiでデザートも買って帰る。スペインバスクを代表する焼き菓子のパンチネタとガトーバスク(スペインではパステル・バスコ)。

左:パンチネタ 右:パステル・バスコ

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