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2024バスク地方への旅:3 サン・セバスティアン2日目

いつもだいたい4時台や5時台に目が覚める習慣は時差があっても変わらず。諦めて早めに行動することに。

朝8時ごろに宿を出ると、気温も低くて過ごしやすい。すぐそばのコンチャビーチに行くと昼間の喧騒とは違って、人も少なくてのんびり。ジョギングや散歩を楽しむ人も。

書いてる人もいました

そして、旧市街に繋がっている丘のような山、モンテ・ウルグル標高123mへ散歩ついでに登る。街を守る軍事施設になっていたモタ城と12mの高さの巨大なキリスト像が頂上にある。

静か

少し汗ばむけど気持ちいいハイキング

都会の街歩きもいいけど、こういう道を歩くのもとてもいい。

キリスト像
モタ城

街を見下ろすのもいいね。

1番好きだったのが、こちら側の海にひらけた方で聞いた穏やかな波の音。

この木の向こうが大西洋

約1時間のウォーキングを終えて、次に向かったのは昨日も作品を見たエドゥアルド・チリーダの個人美術館チリーダ・レク。

サンセバスティアンからバスを使って40分くらいで行ける場所。バスの値段は片道1.85€。運転手さんにチリーダ・レクに行きたいと言って乗ったので、教えてくれるかと思いきや、通過した後に忘れてた!って謝られてしまう。バスはまったくアナウンスも車内表示もない。一つ後のバス停で反対側のバス停を指差して、あそこからまた乗ってと教わってバスを降りる。

一駅分くらいなら歩けるかと思ってGoogleマップを頼りに歩いてみた。10分もかからないくらいの距離だけど、国道のような車通りの激しいところで、歩道も途中からなくなって、怖いと思いながら早足で歩いて何とか無事到着。

日差しが強いと暑い

チリーダ・レクはチリーダ自身も設計に加わった屋外展示中心の美術館。同じような彫刻家で美術館があるイサム・ノグチを思い出さずにはいられない。

屋外の作品は広大な敷居内に点在していて、一筆書きでは回れないような感じに配置されている。サン・セバスティアン出身のチリーダが、この土地の風雨にさらされることを想定した気候にあった素材で作品制作したらしい。

16世紀?の大きな農家を移築、リノベートした建物も展示がされていて、紙の作品もとてもすてきだったのだけど、紙も彫刻している感覚なんだなと興味深かった。撮影したものは公開不可なので中の写真はなし。

空間を構成する柱や梁の木の太さに驚き

敷地内にも大きな木がたくさんあるし、雨がよく降る土地柄なのか、よく木が育つ土地柄なのかな。

どんぐり発見

小腹が空いたので、カフェでサンドイッチと黄桃のジュース。どちらも3€で合計6€、おいしかった!

日陰は涼しくてここから離れられない

スタッフの方が着ておられてすごく素敵だったTシャツを購入。体型が違うから私が着て素敵かは微妙だ…。

帰りのバスも何時に来るかよくわからず、30分くらい待ってようやく。サン・セバスティアンのバス、難しい。

街に戻って来て、バスクチーズケーキの聖地のようなLa Vinaでバスクチーズケーキを。

1ポーション2切れで6€

ほぼクリーム状でトロトロした食感。味も甘すぎずおいしかった。ペロリ。ほぼ全員が注文するので、あっという間に大きなホールがなくなっていく。

一旦宿に戻り休憩してから、またチリーダの作品を見に散歩。風の櫛は重要だと宿のご主人も言っていて、部屋にも絵が飾られていたので、絶対行かねばと思っていたところ。

部屋に飾られた絵

片道歩いて30分くらいで、暑くてなかなかトロトロしか歩けなかったけど、満足!

戻って来て疲れを癒すアイスクリーム。ピスタチオのシングル普通盛3€

予想通り垂れてきたのでカップにすればよかった

ついでに昨日のガイドツアーでおすすめされたバルMendaurにも。Bar Sportの隣で、着席できるのがありがたい。

サングリアとイカのフリットが載ったタコス、ズッキーニの麺。どれもめちゃおいしい。

イカに火が通り切ってないのが◯
ズッキーニを薄くスライスしてソテー。

宿に戻ってシャワーを浴びた後、せっかくなので夜の9時半を過ぎてから夕暮れを見にいく。

せっかくなのでビーチにも降りてみた。日が暮れると涼しいのもうれしい。

盛りだくさん、28,578歩で19.7㎞という歩きまくった1日。

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