【1,858】12.19.2016:陸運局、運転免許、ドライビングスクール、ジューダスプリーストのターボ
2016年というのは本当に何でこんな事件ばっか起きるのかねと早朝から呆れながらも、午前中に諸々の業務を片付けつつ、陸運局(DMV)に住所変更を届けないとならないので、ウェブサイトでその方法を改めて読む。
オンラインでも申請可能とは書かれているが、昔それでやったときに、サーバエラーが出て先へ進めなかった記憶しかないので、フォームを印刷して郵送との時代遅れな形を取ることに。
が、プリンターの黒インクが切れてしまい、おまけに私が使っているのは超安価なプリンターなのでカラーインクが残っていても、黒インクが切れたら黒字を印刷しなくなってしまう。なので、大半が黒字で書かれたフォームの印刷は、無理だった。
しょうがないから、午後に郵便局へ行くついでに、そこからもう20分ほど追加で歩いた場所にある、陸運局の事務所へ。
事務所の入口に、各種フォームが用意されていたので、その中から「Change of Address」を、妻の分も含めて2枚、回収。
ついでに、近々運転免許の取得を考えているひとの為に、免許試験に出る情報が大体書かれたハンドブックと、実技試験の受け方パンフレットも、拾っておく。
コッチでの運転免許は、筆記試験に受かって、実技が通れば、それで簡単に取れてしまう。
但し、日本と違って試験へ向けての講習、というものが無いので、筆記に関しては先述のガイドブックを熟読するか、電話帳の裏に載っている200問を暗記して望むか(その中から36問、出題され、31問が正解なら合格)。実技は、誰かから教わって、望むか。
実技試験の運転コースは陸運局の事務所のロケーションによって大幅に異なり、街によっては高難易度になる為(人混みの凄いハリウッドなんかは特に)、一発合格を目指すべく、どの街にも必ず「その特定の運転コースを対象とした」ドライビング・スクールがある。
ウチの近所では、この「Viva」(様?)というトコが評判が良い。1時間$50と、妥当な相場(私がこの手のスクールを受けた頃も、大半が$50/hourだった)だし、Yelpのレビューを読んだ限りだと、かなり合格率が高い(=教えるのが巧い)ようだ。
私は免許取得時に、4時間分のドライビング・レッスンを受けて、しかも私の通ったスクールは最寄りの陸運局事務所の実技試験運転コースを何度も走らせるから、実技試験は余裕で一発合格。筆記は四択問題のみの単なる暗記なので、楽勝。申請料は今と同じく$30程度だったし、トータルで$300も行かなかった。運転免許取得に時間も金もかかる日本とは、こうした大きな違いがある。
それにしても郵便局も、陸運局も、まあ人混みが凄い。今日から年明けまでホリデーシーズンで、特に学生の殆どが休みに入るから、学生を子供に持つアメリカ人の親なんかも仕事を豪快にサボったりするし、アメリカで12月の最後の2週間を真面目に働くなんてのは移民だけだと言われたりするが、本当にそんな気がせんでもない。
帰り道に寄った、世界の商品を幅広く扱った雑貨屋「Cost Plus World Market」では、午後3時だと言うのにレジに列が出来ていたほど。で、見事なまでに、アメリカ人しか観ない。
そんな妙な気持ちを抱きつつ帰宅後、ある意味では今の自分にとって最新の情報ツールとなるツイッターのアカウントを開くと、知人が丁度良い頃合いで、今年気に入った曲を20個挙げていて、ちゃんと動画へのリンクも有り(その時点で時間をかけているのが分かる)、彼の文章を読みながら実際の音を聞く楽しさを存分に味わえたもの。
考えたらその彼と私はもう、実際にまだ会ってないのにオンラインで10年ほどの付き合いになるのだから、ある意味では遠距離恋愛の極致というか、これが戦時中だったらもう、「そちらの国の状況は如何ですか? 外では空爆の音が聞こえます。近隣の村が焼かれて隣の山田さん一家がお亡くなりになりました。ところで私はR指定が最近、気に入っておりまして……」「大統領がついに西へ向かって核を撃つ、と伝え聞いており、私の親戚もライアン上等兵救出作戦に駆り出されましたが、今の所、私はKOHHさんがオキニです。」な感じだろうけど、まあ仕事で多忙な彼が来年こそは連休を取って、ロサンゼルスに遊びに来てくれるのを祈りつつ、さらに私のフォロワーの1人がジューダス・プリーストの問題作らしいが私は親への反抗音楽として大好きな「Turbo」に言及していたのを観て、ヘタしたら10年以上ぶりにターボラヴァったとこで、ってかあのジャケは手コキの暗喩なのをどれだけのひとが知っているのかをちょっとだけ思いつつ、今日の文章を締めるとしよう。はい、「公開設定」ボタンを押す。