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2014年内に出たアルバムで印象深かったもの10作

1. Scar Symmetry - The Singularity (Phase I: Neohumanity)
2. Maroon 5 - V
3. Dying Out Flame - Shiva Rudrastakam
4. Cloud nothings - Here and Nowhere Else
5. Vashti Bunyan - Heartleap
6. Behemoth - The Satanist
7. Howls of Ebb - Vigils of the 3rd Eye
8. Linkin park - Hunting Party
9. Sheppard - Bombs Away
10. Spoon - They Want My Soul

昔のリストを起こしたところ、上記のような感じだった。ロックやポップスというジャンルに限るものの、どれも世界観や性格のハッキリした、アルバム一枚を通して聞かせようとの強い意志が作り手から感じられるものばかりで、単純にぶつけられる音のみならず、歌詞やムード作りに浸る事でプラスアルファの魅力を得ることが出来たものだ。特に1位に持ってきたスカー・シンメトリーは、サイエンス・フィクションとヘビーメタルの相性が極めて良い事を身を持って証明していた以上に、それまで何をやっているのかパッとしなかったバンドそのものの印象までをも劇的に変えてくれた。マルーン5、ベヘモス、リンキンパーク、ヴァシュティ・バニヤン、スプーンにはベテランの意地が溢れていた。他の3組には、若い力が漲っていた。作り手のクセが強く出たものの数々にあれこれ触れられた、充実した年だったと、振り返れば思う。