見出し画像

【1,869】12.18.2016:寝坊、買い物、鍋料理

昨日土曜日、睡眠時間が足りなかったからなのか、今朝は正午前まで爆睡。起きたらそれこそランチ前だったので、急いで洗濯物や床掃除を、昼食と並行する。

今晩の鍋に備えて、普段滅多に使わない、岩谷産業のカセットコンロ(自分の中での名称はInfernal Devastator)とカセットガス(Hellfire Gunpowder)を、クローゼット(The Abyss)から取り出し、軽くテスト。年に3回ぐらいしか使わないが、そもそも鍋料理自体が非日常なので、そういうのに限って存在感があるものだ。

白菜と大根、ニンジンも、下茹でを行っておく。苦み減少と灰汁抜きが主。白菜は2分程度で良いが、大根とニンジンは20分ぐらいかかる。

一段落後、近所の100均へ行き、ギフトラップ用の包装紙を買ってくる。妻にまだ内緒で、クリスマス当日に渡すギフトは、別に大したものじゃないけど、手間暇かけてラッピングする事で印象が確実に違うもの。ラッピングに関しては日本が世界で最も優れているというか、そのやり方を丁寧に説明したサイトが役立つのなんの。なので、いかにもクリスマス、という柄を選ぶ。

店内は家族で大賑わい。お客さんが買い物後にレジ打ち店員に「Have happy holidays!」と一言くれるのが、見ず知らずだろうが一緒に祭日を祝いたいとの趣きと言うか、この国に住む面白さだと、常に感じる。

帰宅後、夕方から仕事が一件あったので、それの準備などを行う。終了後にちょうど、招待していたひとが来たので、鍋をセットし始め、妻も仕事を一旦中断。

そこからは、適度な量の野菜と豚肉を沸騰した鍋に放り込んでは、それらを突きながらの、アニメ三昧。とりあえず妻と私が週末に観るシリーズは、前後関係を良く理解してなくても、アニメーションという娯楽として、視覚的に楽しめるものに自然となるので、観ながらあーだこーだコメントを入れつつ、野菜と肉を綺麗に片付けていく。鍋はやっぱ何人かで食べるのが一番だし、アニメをこうした形で観ると、一人で楽しむのとは全く違う。

鉄血なんかはたまたま今週は戦闘メインの回で、普段以上のアニメーションを見せてくれるから、敵味方含めたモビルスーツたちのド派手な動きや攻撃に、おおスゲーッ!と単純に盛り上がるわけだ。

ただ、来週で最終回を迎える作品が多いからか、ガーリッシュマジきゅん辺りは主人公が闇堕ちまっしぐら展開で、どのみち最終回では一応のハッピーエンドになるのが分かっていても、よりによって来週末はイブとクリスマスを跨ぐと言うのにここで救いの無いバッドエンドに持っていったら、それはそれでずっと語られるような気がせんでもない。

ちなみにタレは、ポン酢と、ミツカンのごましゃぶ。250mlのサイズなら$4程度で買えるし、案の定、大活躍。

最後にうどんを投げ入れ、煮詰まった汁をスープ代わりに飲み、完全に食す。確か孤独のグルメで鍋回をやったとき、煮汁で食べるうどんが、それまでの過程で経た食材の味が染み込んでいるから最高に美味い、みたいに語っていた気がするが、確かに鍋料理の締めで食べるうどんは、そのスープの存在もあって、格別だ。

豆腐や大根などが若干余ったので、それらはタッパーに残りの煮汁ごと移し、明日の私の昼にすることに。

1月から始まる44本もの新アニメを、実際の短いクリップを挟みながら20分程度で素早く見せていく中華動画なんかも妻は知っていたので(検索単語が「2017 冬 bilibili」で笑った)、それを見せるとまた、紹介作品ごとに互いにコメントがどんどん出てくる。幼女戦記はタイトルが卑怯、ACCA13区は普通に面白そう、エルドライブめっちゃジャンプっぽい、クズの本懐はノイタミナなのが既に納得、なんでメイドとドラゴンなんだよ、などなど。

お客さんが帰る直前に、私と妻に「突っ込まれるのがイヤなら、突っ込めばいいんですよ!」「勉強していて良かったァ~。」と言ったセリフを強烈に印象付けた、「LOVE STAGE!!」のTV未放映版の、特にインパクトのあったトコを見せて、卑怯な笑いを取りつつ、夜遅くなったので家まで送る。こういうオモテナシもたまには、本当に楽しいし面白い。今の家にはあと2週間ちょいしか居ないので、遊びに来るお客さんは彼女で最後かもしれないが、妻も終始笑顔だったので、今晩は鍋にして大正解だったなと。

尚、妻は明日の月曜は、8amまでにダウンタウンにある事務所へ向かわないとならない=7am台の通勤時間は最速でも40分=6am起き、なので、いまこうして(ガンズのスパゲティをBGMに)能天気な文章を書いている私を尻目に仕事を再開しているが、朝から部屋に缶詰だった妻にとっても、こういうわいわいがやがやの夕食は、良いストレス解消になったと思う。