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William(猫)の地球探求

愛猫とのお別れ

2020年11月末、愛猫のWilliamが天使になりました
(元々天使みたいだったけど)
我が家の3匹のなかでも最もやんちゃな坊やは、
食べ物と愛情を与えども与えども与えども、
満足しない様子で、
毎日大きな声と態度でしたので、
旅立った後の寂しさは大きかったです。

世界中の多くの方が命と向き合う中で、
私自身も、突然やってくるお別れというものを初めて経験しました。
すべては時間が解決する、とよく言われますが
Williamの可愛さを思い出すと涙が溢れることは、
私が死ぬまで続く気がしています。笑

旅立ちをきっかけに

彼の旅立ちをきっかけに、変化したことは2つ。

1.猫たちからさらに離れられなくなりました。笑
2.猫たちとのmomyant(モーメント)を残しておきたくなってInstagramをはじめました。

そして半年経過した4月29日
ふと整理しきれていなかったものを一区切りできるような気がしたので、WilliamへのLetterをここに残して、この経験を締めくくりたいと思います。
また新しい気持ちで生きていくように。

以下、自分とWilliamに宛てた文章で、だで調のちぐはぐ文になります。

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Letter

不安や恐れは幻想だ
世界は自分がみたいように形成される
それでも、突然やってくる別れがある

不安や恐れではなかった
必ず迎える日であるという覚悟は
「愛おしい」と思う分だけ
してきたつもりだった

早くから覚悟しておかないと、
心がボキッといくことが目に見えているから

それでも、3年は
もちろん予想しているはずなく

いつものように朝ごはんを用意しに部屋に入って
いつもいちばんになき寄ってくる声がなくて
あれ〜まだ寝てる〜
白いお布団の上で、ぐっすり
動かなくて

珍しく友人の来客が2組もある日の朝
そんな2組も続くことなんてこの日くらいだったのに

前日は大好きなおやつを飛び跳ねながら食べて
数日前にちょっと体調崩したかな?って病院連れて行っても
すごい元気な様子を先生にみせて

勘のいい私にもわからないように
静かに
自分でその日を狙っていたかのように

友人に囲まれる賑やかな日を選んでくれたね

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IMG_9826のコピー

いつもお腹が空いていて、ゴロゴロないて
一日一回は抱かれにきて
3匹の中でもダントツの甘えっぷりで
もはや赤ちゃんって呼ばれて
(白いけど)

数週間前から
お空をたくさん見たり
いつも以上にべったり甘えたり
私のスマホがなぜかその時期から集中してWilliamだらけ
(撮影チャンスを積極的につくってくるから)

「もしあのときこうしていたら」
って悲しまないように
祝福を願えるような旅立ちを
演出してくれたね

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だから朝のその瞬間は
びっくりしたけど、とっさに、今日だったんだって
そっか(やっぱりそうだったか)って

そんなことあんまり想像したくないから
潜在意識下でとどめるようにしていたけど
ちゃんとサインにきがついてたよ

そうやって丁寧にお別れしてくれたから
変に自分を責めたり悲しみすぎたりしないでいられたよ

だいじょうぶだけど

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ただ、あの柔らかいフワフワと
肉球のにおいと
いびきみたいにラウドなゴロゴロ音と
うるさすぎる可愛い声が
ずっと恋しい

こんな恋しさは…抱いたことがなく(笑)

この計り知れない恋しさと
たくさんの愛おしい時間は永遠であることを教えてくれて

というかなによりも、私のところにきてくれて
ほんとうにありがとう

好きなだけこの惑星にただよって
これからはいつでも好きな場所に
一緒にいこうね

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