刺激となった旅〜野沢温泉サンアントンにて気づいた気持ち〜
この時期、または年に1−2度、休暇を取っては海外旅行に行っている身ですが、今年はなにせこういう状況なので、海外に行けるはずもなく。どこにも行かない分、またほぼ在宅でのワークとなり、時間もある程度できてきたということで、現在自分の趣味強化や、また海外でなくても日本には素晴らしい場所がたくさんあるのでは無いかということで先月より、myカメラを片手に度々都心を離れては佐賀に一人旅に行ったり、私の出身である大阪に帰って、その隣の隣滋賀県に行ったりと、今までに無い新しい行動が生まれつつあります。
つい先日、野沢温泉にも行きました。なぜ野沢温泉か。そこには私の大学時代の友人、正式には彼女の旦那さん(シェフ)家族が経営していらっしゃる宿泊施設:Haus St.Anton(以下サンアントン)で若女将として活躍しているからでした。
その私の友人は学生の頃から、とても熱心な人で良いものは良いと多忙な中でも堅実に発信し続ける姿と、優しい気持ちがもう体の外から溢れ出ている人なのです。
再会は大学卒業してうん十年経ってから。それまでずっと彼女のSNSは欠かさず見ており、ある日ファーマーズマーケット青山で、彼女が長野の美味しい果物素材を使ったジャムやジュースを紹介しに出店するのを聞きつけ、足を運んだのが2年前。
そこで感動の再会を果たし、実際に本人の口から聞く野沢温泉のこと、そこでの生活。またサンアントンは宿泊施設の他にジャムファクトリーとしてジャムの研究をしては新しい製品への挑戦をしていることから、ジャムに興味を持ち購入。帰ってからそのジャムを口に入れた時に広がる果物の甘み。また遊び心のある味に惹かれ、野沢温泉に行って、マイが送る生活を見てみたいという思いが爆発したのでした。
ではその友人を紹介しましょう。(記事に記載OKと承認いただいてます)
野沢温泉村サンアントンの若女将、マイです!
これは2年前の写真:マイと旦那さんケンケン↑
↑この時マイのお腹に新しい生命が。(塩川さん髪長ー、そして毛先の色なんかヘン 笑)
思いが爆発したもののなかなか時間が取れず、2年経って行った野沢温泉。私にとってとても特別なものになったのは言うまでもないですが、今回は友人のマイ、サンアントンのことを交えつつ、私の今回の旅に対する思いを書きたいと思います。最後には野沢温泉、サンアントンの情報も入れましたので絶対見てくださいね。
大学の友人 マイ
大学の何で知り合ったかというと、学祭実行委員会。私は大学2回生の時に初めて学祭実行委員に参入。彼女も同じ2回生だったけど運営経験者でした。この学祭実行委員に参入するエピソードも私は同じクラスのまた違う友人と学生の思い出作りにやろう!と張り切って応募したのですが、なんとその友人は応募せず仕舞い。まんまと裏切られ、ぼっちで思い出を作ることに・・・笑
まぁこれが後々私のネットワークに大きな変化をもたらしてくれたのですがね。
そんな状況で参加した私。未経験だし訳のわからない状態だし、緊張してるし、逃げたい、でも入ったからには逃げるなんてかっこ悪い、と気持ちがとっ散らかった状態だったの今でも覚えてます。数日たってから気持ちも落ち着き、周りを見渡す余裕もできた頃、ふと違う班にいるマイを見た時、経験者ならではのテキパキした身のこなし、的確に仲間に指示をする姿、また仲間からの厚い信頼。そしてまた学祭活動から一歩離れると、ちょっとかっこいい人達の中でクラブでDJをしている姿。当時から多彩な彼女は同じ女性として憧れる存在でした。
そんなマイの大学卒業後に進んだのはリッツ・カールトン大阪
彼女は当時から信念が強い方。また学祭実行委員活動で感じてきた通り、ホスピタリティ精神が強く、学祭当日でも参加者、また同じ仲間に対して楽しんでもらおうという気持ちが強かったように思います。
大学卒業後、彼女が就職した先がThe Ritz-Carlton,Osaka(以下リッツ・カールトン)。老舗の中の老舗、大阪の五つ星ホテルです。入るのも難しいし、入ってからも難しい。
そんな中、彼女はホテル内でのサービス向上、ゲスト様からの評価も高く、表彰されていた記憶があります。彼女の活躍っぷり、遠くにいながらも見逃さずにチェックしていたのですが、感じたのはやはりそこでも従業員からの信頼は厚かったのです。
これまでの栄光を置いて、野沢温泉村に移住
彼女がリッツ・カールトン時代を経て進んだ道。今の旦那さんの元に野沢温泉へ嫁ぐことになったのです。
私的に言い換えるとこれまでの栄光を置いて、また新たな道を歩もうと決意したとも捉えれます。
こういう決断は本当に並大抵ならぬ精神と体力を使うと思います。長く働いた職場、長く生活を送った地元を離れるのだから。
野沢温泉、サンアントンの支えとなった現在
彼女のすごいところはどんなに忙しくても発信をし続けること。SNS越しにみる彼女の野沢温泉やサンアントンは全てがドラマなのです。SNSで映画を見ているみたいな気持ちになります。
こういう宣伝って、どの業界もそうだけど、単なる業務でやっているのとそうでないのってすぐわかってしまうものですが、彼女のは完全に"好き"が詰まった投稿。
彼女は心から野沢温泉村の温泉、行事、人々。そこでの生活全てが大好きで大切にしていることが伝わってきます。
彼女のInstagram見て欲しいけど、Privateモードなのでリンクは控えます。
マイに会いに野沢温泉村へ
冒頭にも書きましたが、このコロナになってから、時間に余裕が生まれ、自分を見つめ直す良い機会と思えるようになり、またお金の使い道も考えるようになり、ただ貯金するのはつまらないなと思えるようになり。
まだ世間は落ち着いてないけど、迷惑ならない程度に都心から離れて国内の様々な地へ行き、豪快ではないけどお金を自分の為に、そしてそれが友人の為になったら最高じゃないかと思っています。
ちょうど10月よりGo toトラベルの対象地域も拡大し、また野沢温泉、サンアントンもキャンペーンにエントリーしていたのと、自分都合で少し身動きできない状況にこれからなるということもあり、これは良いタイミングと思い、行くことに決めました。
マイに行くよーと言ってからの、彼女のサポートが凄かった!このGo toトラベルキャンペーンを受けるための手順、野沢温泉でのお得情報、また都心から野沢温泉村に車での最適なドライブプランなど、事細かくお知らせしてくれました。
マイは本当に人を大事にする人でそれは大学時代から変わっていないなと。
マイのおすすめドライブルートでちょっと寄り道して野沢温泉村に到着。待ち遠しかったマイとの再会時、彼女は本当に心底歓迎してくれました。なんかわからないけど、初めて来た野沢温泉、サンアントンなのに、到着した時にホッとしたんですよね。
その答えはその後わかりました。サンアントンには家族の形が詰まっていました。あ、私を家族のように迎え入れてくれたのか。
部屋にあったゲストブックを見ると、ありがとうはもちろん、中には何度も来ているゲストさんもいて、「またここに帰ってこれたこと嬉しいです」という外国人からのコメントが。あ、なるほど。確かにこの言葉すごくしっくり来た。ここはすごく愛に溢れた場所だと。
そんな家に帰ってきた感覚で、夕食をたっぷり楽しみ、その後の外湯温泉も堪能した後のクラフトビールバーにて、仕事を終えたマイと語り尽くす。超プライベートな話なのでここには詳しく書きませんが、言えることは、苦労して乗り越えた人程、痛みをよく分かっており、人一倍努力をしていること。ちゃんと地に足をつけて、何が良いのか模索をしながら常に歩んでいること。また彼女の場合は1人3役をこなしていることになる。母、妻、若女将。
日が変わっても私達は喋り倒し、バーを後にする。
一人の人間として、見知らぬ土地に来た不安も人一倍あるものの、また迫り来る不安という逆境と向き合いひたむきに生きる彼女の姿がたくましくも思えました。
正直1泊2日は短かったので、私はまた野沢温泉に"帰ってきたい"と思ってます。
必見!旅程紹介(野沢温泉、サンアントン)~うまいをお裾分け~
また帰ってきたいと思えた場所
◆↑クリックするとHPに飛びますよ〜!
ちょうど併設となるジャムファクトリー
↓季節のものを使っての夕食も最高でした!
上左から、奥信濃ガスパチョ~奥信濃パプリカやりんご、トマトなど~
ゴボウのトマト煮、ヴィーガンチーズ~信州伝統野菜・常盤ゴボウ~
ビーツの塩釜焼き、黒ニンニク~菅平・まるぶんファームのビーツ~
原木舞茸、信州サーモン~野沢温泉村の原木舞茸~
信州プレミアム牛 トモサンカクロースト~木島平村・竹内農園のパプリカ~
きのこのあんかけご飯~色々な奥信濃きのこ~
リオカフェ(デザート)
頂いた美味しいイタリア産赤ワイン
原木舞茸でけーーーー!!
朝食も美味↓
ファクトリーでこだわり抜いたジャム4種(リンゴ・ブルーベリー・イチジク・蜂蜜) 全て手作り
手前の自家製ヨーグルトと一緒にするもよし、パンにつけるもよし。
チーズオムレットと野沢菜はパンに挟んで頂きました。
◆温泉の後は近くのクラフトビールバーで。
◆野沢温泉村まで寄ったところ
ここからの山道コースがゆったりとして楽しめました!
で、見逃せない様々なサポート↓(絶対見て)
ここで宿泊キャンペーンや、交通費サポートキャンペーンやってます。チェックアウト12月6日分までやってます。この機会にぜひ。
最後に。
旅目的。日々の仕事から抜け出して自分自身を癒すことが最大の目的であり、癒してくれる”モノ、コト”は人それぞれ。それはリゾート滞在でのエステだったり、買い物だったり、観光だったり、ミュージカルだったり。
自分もかつては物質的なもので満足をしてました。
ですがいつからか、そのモノ、コトの対象が歳を重ねるごとに変わってきたように思えます。旅行に行く目的が”人に会うコト”。これは知人であるないに関わらず。誰かと会うコトで自分を元気にするだけでなくその人を元気にするコト。今回人に会うという目的を持って旅をすることの良さ、また出会えた人を通して自分にとって大きな刺激となり、この先の自分の人生に大きな影響を与えてくれる、そんなことを再確認できたさえいます。
今回マイとまた会えて、マイの話を聞いて私にとってとても良い刺激となりました。彼女のような生き方は凄くかっこいいし、私も今の自分の生き方を貫きながらまた新たな発見をするべく再び次の旅の準備をしようと思えました。
共に切磋琢磨しあえる友達の存在は私にとって一生の財産です。
↑あの時お腹にいたすずちゃんがこんなに大きくなってました!
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