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子ども達は、適応指導教室に通い始めました。

長女が、学校を休み始めたのが2022年2月の終わり。それから何か対応策はないかと、担任の先生やスクールカウンセラーさん、ママ友などに相談しながら情報を集め、自治体の相談センターにお話に行き、適応指導教室という存在を知りました。
そして5月に長女と見学に行きました。ただし、彼女がすぐに通い始めるまでには至りませんでした。

長男も一緒に行けたら動きが変わるのかと働きかけ、夏休みが明けてから長男も見学。それから一緒に行こうと誘導し、9月から適応指導教室に長男と長女が通い始めています。

適応指導教室とは、不登校児童・生徒指導や学校生活へ復帰を支援することを目的に、教育委員会および首長部局によって学校以外の場所や余裕教室等に設置された施設のことです。

 教育支援センターとも呼ばれ、児童・生徒が在籍する学校と連携を取り、個別カウンセリングや教科書を用いた指導、集団での指導などを計画的かつ組織的に行います。教育相談室のように、児童・生徒の相談を行うだけの施設は含みません。
  日経教育新聞(NIKKYO WEB)より

適応指導教室には、カウンセラーの先生や学校の先生だった方、大学生の研修生たちが、教室に通う子どもたちを見てくれています。通常の学校に比べると大人の人数も多いです。

教室での流れは、以下のようです。
<午前中>
・自主学習が中心。学習できない子は、本を読んだり、塗り絵をしたり、折り紙したり(長女の例)をしている。
・その合間に、カウンセラーさんと別室で面談(必要な子だけ?)。ゲームをしたり箱庭療法をしたりする。
<昼食>
・お弁当(買って持ってきてもよし)を持参して食べる
・昼食後は自由時間
<午後>
・体を動かす時間で、卓球やバスケットしたり、知育系のゲーム玩具で遊んだり、通う生徒どうしがコミュニケーションをとれるような時間
・最後に1日のことを「振り返りシート」に記載する

学校の先生だった方もいるので、勉強を一緒に見てくれたりもしています。
午前中だけ、午後だけの通室でもOK。
また、通うと、学校にもよりますが、出席にカウントしていただけるとのこと。

長男、長女ともに積極的に通室している感じではないですが、通室した後は満たされた表情で帰宅します。
長女は、繊細ちゃんなので、少人数のクラスで、先生と1対1で対話できる時間があるので、安心しているように思います。
長男は、ゲームが好きなので、お友達と一緒にトランプやすごろくなどができるのが楽しいのだと思います。
多分、家に引きこもって二人で過ごしているよりは、先生やお友達のいる環境で何かしら行動しているので、充実しているのでしょう。

今は、週に3回を目標に通室を始めています。午前中だけ、午後だけ、1日中などは、それぞれの意見を聞きながらですが、まだ二人とも迷っているみたいです。
焦らずゆっくりと、長男と長女の様子を見ていきたいと思います。


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