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子ども達と、ボードゲームの1日。

長男と長女の適応指導教室へ通う日は、火、木、金の週3日。
(もちろん毎日通室してくれると、私が楽ではあるが、そうなるまでにはまだ時間がかかりそう。)

火曜日の朝、長男が教室へ行きたくないモード全開だった。起きてこない、起きても着替えない、朝食食べない、だらだらしている。
長女は火曜日だから通室するつもりで持ち物など準備していたのに、長男の様子を見てテンションが下がる。

そんなわけで、この日は教室をお休みすることにして、
「家でみんなで遊ぶ日!」とすることにした。

3人で話し、オセロとモノポリーをやることに。
オセロは、長女のリクエスト。モノポリーは、長男のリクエスト。

まずは、オセロ。
リーグ戦にして、全員と対戦して勝敗を決めた。
結果、長女2勝、長男2敗、私1勝1敗。
長女との対戦は、私も本気で戦ったがいつの間にか強くなっていた。
じっくり考えて、駒を置いていた。
負けたのは悔しいが、成長への喜びがあった。
長男は、先を読んだり、駒裏返すときに枠の中に入れたり、なんとなくオセロが不得意だなと感じた。

次にモノポリー。
実は私、モノポリーのルールをよくわかっていなかった。
「ボード上を周回して、土地や鉄道などの不動産を購入し、そこに家やホテルを建ててプレイヤーがそこに止まるごとに賃貸料をもらう。最終的には、他のプレイヤーが破産したらゲーム終了。」
長男のイキイキとした説明でなんとなく理解できた。

ゲームスタート。
各自、止まる場所で土地を購入し、レンタル料を支払ったり、もらったりが続く。長男が購入したい土地まで何マスあるか数えて、サイコロに祈ったり、ゲームへの本気度を感じさせた。徐々に、同じエリアの土地を購入したいと私や長女に交渉してくる。家やホテルもどんどん建設。
長女も土地を買い占めて家を建てた。レンタル料をもらうと嬉しそう。
「刑務所に入って、ずっとレンタル料をもらたほうが損がない。」ということも言っていた。守りの彼女の性格が表れている。

途中、お昼(教室で食べる予定だったお弁当)をはさんむ。
モノポリーは、こんなに長い時間がかかるのか。。。

再スタート後も長男の攻めの態勢により、私が高額なレンタル料を何度か長男に払い、私が破産する結果に。。。
ゲームとはいえ、破産した自分が、なんとも辛い。長男も罪悪感を感じたのか、ゴメンと言ってきた。
しかし、圧勝できてうれしかったと思う。
ゲームの時の攻め方、交渉や活舌の良さ、普段の会話には見られない。彼の特性を感じた。

私の自由時間はなくなったが、
ゲームを通じて、子どもの成長や性格を知ることができた1日となった。

適応教室にも、この手のゲームが多くあるが、先生たちはこれらを通じて子どもたちの特性を見たり、コミュニケーションを深めているのかもしれない。

モノポリーは、気持ちが萎えるので、もう遠慮したいが、
また時間を作って、子ども達とボードゲームをしよう。

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