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有給を使って家族で祖父母の家に行った話



少し前のことになるけれど、10月上旬、祖父母の家へ両親と行ってきたので、特別なにかがあったわけではないけれどその時のことを書いてみようと思う。


有給をとった日に家族でしばらく行っていなかった祖父母の家に行くことにした。
祖父母はもう亡くなっていて、今は叔父さんがひとりで家を守っている。


家の近くには川が流れていて、少し歩くと堤防がないようなところもあって、川まですぐに降りることができる。


すぐ足元に川のせせらぎを感じられるのどかな光景で、山もよく見える。


父とその川沿いを歩きながらGoogleマップを見て、その川が「秋山川」という名前だとわかった
(この川が数日後に台風で氾濫するとは思いもしなかった)


普段の平日とは時間の流れかたすら違うように感じてまるで違う異世界に来たような気分。

家から少し歩いたところに竹林があって、そこからとった竹で、畑になった柿を取る道具を叔父さんが作っていた。
それを使って家族で柿を取ったり、蜜柑を手で取ったりもした。


叔父さんはかなり口数が少ない人で、ほとんど自分から言葉を話すことがない。
そしてうちの家族もどちらかと言えば口数は多いほうじゃない。
私も素でいればいるほど口数は少なくなる。
( よく喋る時のは、仕事とか友人といるとか、何かしら理由があって意識をオンにしている時だけ。うちで家族といる時は基本的に無言。)


だからいつもは無言な父が気をつかって喋る意外、とても静かな集まりだった。


でもこうして顔を合わせているだけできっと違うと思う。

穏やかに過ごせた1日だった。

これからの人生はこういう日を沢山作りたいと感じた1日でした。

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