スライド1

55歳のフルマラソン初挑戦日記 2

*English is below.

こんにちは、NPO法人キッズドアの渡辺由美子です。私は55歳でフルマラソンに初挑戦します。目的は、貧困家庭の高校生の居場所を作るためです。

皆さんは、高校時代「生活のために」アルバイトをしていましたか?
私の家は特に裕福という訳ではありませんが、アルバイトはしませんでした。私の息子二人も、高校時代にアルバイトはしませんでした。そもそも、高校で禁止されている学校も多いと思います。高校進学率が98%と言われる現代で、義務教育ではありませんが、当然高校生は親に扶養されながら高校生活を送っています。

しかし、今の日本でも、実はアルバイトをしなければ、高校生活が送れないという高校生は少なくありません。

日本の子どもの貧困率は、13.9% およそ7人に1人が相対的貧困です。
(日本の子どもの貧困についてはこちら

子どもが高校に上がると家庭の経済状況がぐっと良くなる、訳ではありません。当然7人に1人の高校生は、かなり厳しい経済状況で高校進学します。高校は色々な費用がかかるので家計が厳しくなる上に、児童手当という月1万円もらえていたお金が中学卒業と同時になくなるなど、高校生ならではの大変さが降りかかります。

通学定期代、教科書代や副教材費、制服や体操服、修学旅行の積立、部活の費用、友達との付き合い。
休日に出かけたり、洋服を買ったりと高校生らしいことをするための小遣い。

高校生活に必要なお金を稼ぐために、アルバイトをしなければなりません。そうはいっても中学を出たばかりの15歳、16歳。体力も気力もまだまだ子どもです。疲れ切って、宿題やテスト勉強ができずに、赤点をとる。朝起きられずに遅刻や欠席が増える。

コンビニ、居酒屋、焼肉、スーパー、ドラッグストア etcetc
夜9時10時まで飲食店で働いたり、早朝コンビニでバイトしてから学校に向かう生徒もいます。

私たちは、そんな高校生の中退を予防するための、無料で学習支援や食事を支援もする居場所を運営しています。

東京マラソン2020チャリティで集めた寄付は、東京足立区と仙台市で奮闘する高校生ための居場所型学習会の運営費に使わせていただきます。

これは、足立区の高校生居場所で料理をする私です!

ぜひ皆さんも応援よろしくお願いいたします。
フォローやスキは、非常に励みになります。また、SNSでのシェアも大歓迎です。


=============

寄付の仕方
1・キッズドアのチャリティランナーになる(10万円のご寄付が必要です)2・会社単位で応援する アクティブチャリティでチャリティランナー
3・私をはじめ、キッズドアのチャリティランナーに寄付をする

ご寄付に関して、ご不明点があれば tmc@kidsdoor.net までご連絡ください

NPO法人キッズドアは、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。
NPO Kidsdoor is a recipient program of Tokyo Marathon 2020 Charity.

東京マラソン2020チャリテイ公式ウェブサイト
Tokyo Marathon 2020 Charity Official Website

#東京マラソン2020チャリティ  
#TOKYO MARATHON 2020 CHARITY

=============

Did you have a part-time job in high school?
My family was not particularly rich, but I did not have a part-time job in high school and neither did my two sons. In the first place, many schools don’t allow students to have part-time jobs. The high school enrollment rate in Japan is 98%. However, it is not compulsory to attend high school, and of course high school students live while being supported by their parents.

However, even in today's Japan, there are many high school students who cannot get by unless they do part-time work.


The poverty rate for children in Japan is 13.9%, or about 1 in 7.
(Click here for the poverty of Japanese children)

At Kids’ Door, we operate youth centers where we provide free learning support and food support to prevent such high school students from dropping out.


The donations collected at the Tokyo Marathon 2020 Charity will be used to manage youth centers for high school students who struggle in Tokyo Adachi Ward and Sendai City.