7月13日　BLMと高級化 etc

キングストンに行った／ブリオンナ・テイラーさん／ジェントリフィケーションとレイシズム／グリーンポイントのレイシスト・バー／ホワイトハウスとファウチ博士／CDC内のレイシズムをめぐる嘆願書／移民法をめぐるトランプ対17州の闘い／コロナウィルスの輸出

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週末、同居人がキングストンというここから1時間ほどの場所で、撮影の仕事をすることになった、というタイミングで、ニューヨークのじゃい子ちゃんも、またキングストンに行くというので、私も一緒にいって友達の顔を見ることにした。キングストンは、ここ5年くらいの間にずいぶんと発展したヒッピータウンである。

キングストンのあるウルスター郡は、コロナウィルスの感染者数も少なく、ずいぶんのんびりしている。久しぶりに街をそぞろ歩きしたり、サンドイッチを買って食べたり、ガラクタやを覗いたりした。一日の最後に＜Rough Draft Bar and Books＞に行った。書店で本を手に取る、という行動をしたのは4ヶ月ぶりだ。つい、ウルっときた。ナオミ・クラインの新著「On Fire」とミッキ・ケンドールの「Hood Feminism」を購入した、後者は、白人フェミニズムにまったく考慮されなかった黒人の女性たちについての本である。白人の女性たちは働くために戦ったけれど、黒人の女性たちは、白人女性たちが働きに出るずっと前から、問答無用に働かされてきた、という話でもある。