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日記:6月4日

トランプがBLMの抗議運動に軍を派遣するなどと言い出したことに非難の嵐が吹き荒れるなか、昨晩、アノニマス系のアカウントが、アメリカ軍内部でクーデターの準備が進んでいるというツイートをしていて、とはいえ、アノニマスもブラフであることが多いので、期待しないようにと思っていたら、朝からマティス元国防長官が、Morning Joeに出演して、トランプ大統領のことを「憲法への脅威」と呼んだことが大ニュースになっていた。


現国防長官のマーク・エスパーも、例の、ホワイトハウスの外で起きた、デモ排除事件について、「支持しない」と名言した。

「クーデター」にはまだほど遠いけれど、大統領が任命した人たちの中からも反発の声が上がっている。

アラスカの上院議員リサ・ムーコウスキが、マティス元長官の発言を支持し、トランプ支持に躊躇を示していることを名言した。

ムーコウスキは、共和党所属だけれど、一度、共和党の指名から外されて無所属で出馬して勝ったこともあるほど地元で人気のある議員で、共和党の投票ラインから逸脱することができる数少ない議員であるが、早速。トランプの激しい攻撃を受けている。

反対すると激しい攻撃にあうため、トランプ派に寝返ったという共和党員が多い。実際、トランプが共和党候補に指名されるまでは、トランプのことを忌み嫌っていた人たちも、大統領に就任以降はイネイブラーとして暴走を許してきた。けれど、これからだんだん、秋の選挙を見越して、大統領とは心中できないという議員が出てくるだろう。

ところで、昨日ニューヨーク・タイムズが、アーカンソーの上院議員による「軍を派遣する」というタイトルのオピニオン記事を掲載して大騒ぎになった。

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