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Inner Sakumag アーカイブ

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2019年から2020年の終わりまでの期間に書いたセルフケア、セルフケア、人生修業をテーマにしたマガジンのアーカイブです。
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2019年7月の記事一覧

広島・尾道プチツアー

植本一子ちゃんと、広島・尾道のプチツアーをした。 いちこちゃんと初めて会ったのは、2017年だった。「ピンヒールははかない」を書いているときに、弟分のるいくん(映像をやっている島本塁)が「植本一子さんの本を読んでみたらいいと思う」と勧めてくれて、読んでみたら、その「向き合っている感」に感銘を受けて、本が出たときに、「植本さんに会いたい!」と、朝日出版社の編集者のあやめん(綾女欣伸)に仲介をお願いして対談が実現した。初めて会った植本さんは、想像していたよりもずっと柔らかく、繊細

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新しい友だち

本を持って日本各地をまわるようになって、いろいろな場所に縁ができるようになったものの、イベントで行けていない場所のひとつに北海道があった。 いつだったかな、去年の冬くらいに、うちでアーティストの下條ユリちゃんとのんでたときに、ユリちゃんが「ゆみっこ(と、ユリちゃんは私のことを呼ぶ)、伊藤菜衣子知ってる?」と言った。暮らしかた冒険家を名乗るさいこちゃんのことは、札幌芸術祭での活動から知り、インスタなどでフォローしあってはいたのだが、実際に会ったことはなかった。 ユリちゃんが

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ウェルビーイング実践の道

8月6日に新著「真面目にマリファナの話をしよう」(文藝春秋)が出ることが発表され、取材を受けたりしつつ、同時に、Tokyo Art Book Fairが始まって、ちょっとした(というか自分の中では極度の)緊張状態にある。 30代の「業界の端っこで、しかも自分のペースで好きなことをやっていればいい」というモードから、40代に入って「やばい、やりたいことをやるには時間が足りない」になって、しかも、書きたいことが怒涛のように溢れ出てくるなかで、「これが自分のキャパ」と思っていたレ

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人生というロールプレイング・ゲーム

46歳になった。 今年の誕生日はどこで過ごしたいかを考える間もなく、6月に東京近郊で起きるはずだったロケが7月になって、それに合わせて誕生日の2日前に帰国した。前日は早朝から大雨の中、千葉の森のなかで撮影で、愉快なチームで楽しい撮影だったものの雨にうたれて疲れ果て、帰宅してご飯を食べたら寝てしまい、朝起きたら46歳になっていた。 誕生日は歯医者と打ち合わせに行って、そのまま仕事をしていた。友達のみほちゃんがソニーパークでライブをやるというのでそれを見に行き、そのあといつも

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家という場所

デトロイト、サンフランシスコ、バンコク、日本、ハワイ、LAと長い旅を終えて、1週間だけニューヨークの自宅に帰国した。ずっとニューヨークが活動の拠点だったはずが、最近はニューヨークが活動の場所から一番遠いという若干本末転倒気味な状況になっている。経済活動を優先するのだとしたらきっと東京に住んだほうが効率はいいだろう。だからまた自分が暮らす場所としてニューヨークが適当な場所なのかどうかをまたグルグルと考えている。

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