自分を知って、可能性を広げる~京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.1 ライターは何をしているのか~

zoomの個人面談でも、一般向けの動画配信でも
いつだって受ける印象が変わらない。
穏やかな江角さん。

いつもニュートラルで自然体な状態でいらして
本当に魅力的。

裏表のない、まっさらな方なのだろうなぁと
画面越しにお会いするたびに感じる。


ふわっとやわらかく語りかけ
最初から最後まで受講生に寄り添ってくださる。

熱血感めらめらタイプの先生が苦手な方、おすすめです。


他の受講生たちとともに
オンタイムの対談方式で受講する通常コースとは違い、
編集された講義動画を自分の好きなタイミングで見られる
「動画視聴コース」は
ひとりだとモチベーションが下がるかも、という懸念点があったのだが

江角さんが目の前にいて、私に話しかけてくださるような
温かみのある空間を作ってくださるので
まったく孤独感は感じないし
周りを気兼ねすることなく、自分自身とまっすぐ対話することができるので
また違った良さがある。

講義の冒頭で、まずは
ライターとは何か
どんな媒体で活躍の場があるか
さまざまな参考サイトや書籍を例に解説してくださる。

まだ自分の書きたい分野が決まっていない、私のような人でも
あ、これは楽しそう、と気になるポイントがいくつかあった。

それから
ライターに向いている人
仕事をする上でのマインド
実際に仕事を受注する流れなど

本職のライターさんのリアルな声を聴けるのは
非常に刺激的で
私も続きたい、と夢は膨らみ、鼓舞される。


江角さんのライターとしての軸は
「書いて幸せになる」

なんともパワフルなメッセージだろう。

だれしも、幸せになりたいはず。
それを、書くことでかなえることができる。

そう言い切れるのは、
ご自身の経験があるから。

ライター歴18年の江角さんが明かしてくださったこれまでの経緯、
その中には疲弊したり
思い通りにいかなかったりした時期もあったという。
そうして試行錯誤した時を経て
いま、ご自身が幸せでいらっしゃる。
だから、この言葉は多くの人に届いているのだろう。

自分が満たされていないと他の人を満たすことはできない、ということは
たびたび耳にするが
まさにそれを体現されている。

世間によくあるうわっ面の言葉ではない
実体験を経たうえでの発言、助言、マインドに、
江角さん自身の努力と時間が感じられる。
だから私たち受講生はこの言葉に惹かれているのだ。


講義の終盤で

ライター志望者が挙げる「書けない」理由の代表例を数点とりあげ、
それを一つずつ潰していきます!を宣言された江角さん。

「私なんかが書いていいの?」
「私よりもっと詳しい人がいる」
「周りの人になんて思われるか怖い」
「間違ったことを書いたらどうしよう」
「文章をうまく書けない、言語化できない」

どれも、初心者としては共感する内容ばかり。

このそれぞれに、解決へのアドバイスをしてくださったのだが

私が一番強く思ったのは、

「書く努力をしていないのにうまく書けないというのはおこがましい」
ということ。

年間7000万円稼ぐトップブロガーだって1日3記事を書き、
よしもとばななさんだって毎日、短編小説を書く練習をしていた。
それも、おそらく年単位で継続されているはず。

名実ともに成功されている方も、大ベストセラーの作家も
そのような地道な努力をされている。

ひるがえって我が身の現状を見ると、
なんとも恥ずかしい、情けない気持ちになった。

奮い立つような気持ちが芽生え、
まだまだやるべきこと、やりたいことがあると感じた。

1時間30分弱の講義を視聴しながら
自分の頭、そして心に向きあってみると
今まで気づきもしなかった自分の望みや、
アイデアが次々と浮かんだ。
無意識にある、私を形作る要素が
意識下に現れてくれた。

自分のことを、また少し好きになれた。

気づいただけではもったいない。
やってみないと分からない。
まだ思いつきの段階だが、これで良しとして
さっそく挑戦してみようと思う。


※こちらはライターの江角 悠子さんのライター塾の講義を受けたレポートです。
ライター志望の方、ライター塾に興味がある方のご参考になれば幸いです。




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