まだまだ絶えない無許可キャラクター刺繍。

この時期に、なぜ再び書くかと言うと、入園入学シーズンになるとキャラクター刺繍を依頼する、何も理解していない保護者がゾロゾロと出てくるからです。

キャラクターは原則、著作権があります。なので、無許可での刺繍や生地を使ったグッズは、違法性が高くなります。1番安心な解決は、商用許可と記載された生地を使う、商用許可が不明ならキャラクター著作権者(没後なら、そのキャラクターの管理団体など)に許可を得ることです。使用許可に費用が必要なら、それは当然支払うべきであり、その費用はグッズ販売価格に含めれば良いのです。

私は、誰かがオーダー受けたキャラクター入園グッズです、とSNSで見るたびに、大丈夫かな?無許可なら見つかったら、信頼どん底になるけど、、と気になります。

キャラクターはみんなのものではなく、著作権者のもの。お金を払っているから、みんなのものとして流通しているのです。

無許可販売は、著作権者から損害賠償請求される可能性もあるますし、最悪そのキャラクターグッズの製作販売禁止となる可能性もあります。

裁判沙汰になった場合は、弁護士が代理できれば良いですが弁護士費用高いです。無許可販売者が勝てる見込みなんて、ほぼゼロです。損害賠償額、訴訟費用、すべて払うことになります。裁判も公開、、

だから、私は無許可販売はオーダー受付しない主義ですし、無許可販売らしきインスタを見ると信用できない製作者だと思ってしまいます。

オーダー依頼する保護者も、いっそ共謀として損害賠償請求の対象になれば、この現状はマシになるかもですね。
こどもに法律を守れと言う保護者が、実は思いっきり違法行為を誘発しているから、なんとも苦笑いのハンドメイド世界です。
こどもの笑顔云々と理由を盾にする人もいますが、笑顔が欲しけりゃ、キャラクター許可をきちんと支払いなさいと思います。


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