反抗期長男とのバトルを経て感じたこと

目の前で椅子が宙を舞う
という前代未聞の兄弟喧嘩の末

弟をボコボコにする長男を私が
激しく𠮟ったばっかりに

「俺の気持ちはだれもわかってくれへん!」
と長男が心を閉ざし3週間…

やっと通常に戻りました!

「無視もコミュニケーション」と思い
あまり目の前の現象にとらわれず

無視をされても
淡々といつものように笑顔で挨拶をし
声をかけ続けてきました。

そのなかで前向きな「変化の兆し」
みたいな出来事もあって
ひそかに嬉しく思いつつ

小さな目の前の当たり前を喜び
ちょっとした嬉しい行動に
「ありがとう」と伝えてきました。

それでもやはり親子で会話が全くない状態に
せっかちな私は我慢ができず

「いい加減話しようや!」
と言いたくもなりましたが
そこはグッとがまん。

「きっと本人は関わりを持たない中で
自分と会話をして気持ちに
整理をつけてるんだよね」と
仲間に教えてもらっては、うんうん…と思い

また、近くに住む義母や義弟は
子どもが好きな果物を持ってきてくれたり
私が家にいない間、顔を見に来てくれたり…
たくさん心を寄せてくれました。

通常に戻るバロメーターが
「行ってきます」と「ただいま」。

今日、その声が聴けた時に
「通常にもどったわ。」とホッとしました。

思春期・反抗期だから
子どもが反抗した態度に出る
という考え方もありますが

今回は、子どもに対する私の声のかけ方が
完全に間違ってたから
反抗されて無視されるのも当然。

激しく反抗された時にすぐ、そう思いました。

否定したつもりはなかったけど
「俺だって自分の気持ちをわかってほしい」
という気持ちを上から抑えてしまった
張本人(私)なので
色々葛藤もしましたが

子どもの立場としては
「子どもとしてではなく一人の個人として
ちゃんと関わってほしかった。」
そういうメッセージだったんだなって
今だから思います。

ワンオペ育児の我が家。

電話で「通常に戻ったっぽい」と
夫に伝えると
私の声色で分かったとのこと(笑)

普段は何も言わない夫も安心したようで
「いつまで続くかな...」って言っていました。

いつまで続くかわからないし
それ(親子関係)はまた
常に変化し続けていくものだから

目の前の子どもと
しっかりと向き合っていきたい。

心からそう思えた出来事でした。