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土地との出会い

自分でも「どうかしてる」と思う

なんで大枚はたいてカフェなんぞオープンさせようなんて夢を持ってしまったのか…

出会ってしまったのである…

私は土地や物件サイトを見るのが大好きなただの主婦。
犬の散歩中もキョロキョロ田んぼを眺めては、「ここに家を建てた見晴らし最高やな~」とか、「ここに自分のお店とかあったら駐車場も広くて明るい雰囲気で最高やな~」とか頭の中お花畑にして歩いている。
お金も特技も大してないくせに、妄想中は突如自分がお金も特技もあるスーパーウーマンに変身する。

そんな私が、ある日いつもと同じように土地物件サイトを見ていると、珍しく家からそんなに離れてない場所に土地が出ているのを発見!
ただの興味でページを進めていくと、、、
なになに?!よく前を通る所!しかも見晴らしも日当たりも最高そうな所!

って、そもそも、お店持ちたいん?って言いたくなるような行動をする私。
はい、、そうです…。実は密かに夢見てました…。

私の夢とは…

私がここに引越してきて13年。
今まで三都市に住んできたが、私はここが大好きである。
何がいいって、とにかく友達に恵まれた。いや、本当、びっくりするくらい友達に恵まれている。

ここに引越してきたのが29歳の時。
私はその年まで、友達らしい友達がいなかった。いやこの場合も、逆に本当びっくりするくらい友達がいなかった。

そんな私がここにきて、本当に友達に恵まれた。
大人になってから出会った友達は、学生の頃のように本音で付き合えなくて面白くない。という話をよく聞くが、そんなことは全くない。と体感で思う。

その友達たちは、何かしら特技を持っていて、でもそれをひけらかすでもなく、それで稼いでやろう!ともがいている訳でもなく、ただただ趣味として、そして誰かに必要とされた時にお手伝いなどで、その特技を楽しんで生かしている。

「え、むしろそのサラッとした感じ、その余裕、恰好いい!」
と私はいつも感服している。

そしてその気持ちのいい彼ら、彼女らと友達になり、自然と我が家でご飯を食べる機会が増えていき、そして徐々に私の料理を褒めてくれることが増えていった。

「え?私のご飯っておいしいの?」

誤解のないよう言っておきたいが、主人はいつも私の作った料理を「おいしい、おいしい」と食べてくれる。でも、でも、身内が褒めてくれるって、なんか聞き流してしまいますよね…?なんでも美味しいんでしょ?!的な…(いつもこの話をすると主人にイラっとされますが…)

とまぁ、そんなこんなで、大人も子供もみんな和気あいあいと、私のご飯を美味しい美味しいと食べてくれる空間がどんどん好きになっていって。

そこから、友達たちの特技を活かしたワークショップスペースと、その時に飲食ができるカフェスペースが一体になった場所を作りたい、という夢をホワッと描いていました。

そして、そんな時にこの土地と出会ってしまったのです。。

次回はこの出会いから、始める決心までを書いていきたいと思います。

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