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【中年オヤジがススメる】2020年ブレイク俳優 賀来賢人

2019年12月27日付日経MJによると「売上に貢献しそうなタレント・有名人」男性2位が賀来賢人(同率で田中圭)

「あっそうなんだ〜、ふぅ〜ん」と正直思ったわけですが、個人的に賀来賢人は私の中で同世代の俳優に比べて印象的です。

私の記憶に深く残っている賀来賢人作品2つ

そもそも私は賀来賢人の作品は2つしか知りません。がその2つは強烈な記憶でした。

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①ドラマ:「Nのために」TBSドラマ
②映画:「ちはやふる -結び-」

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この2つは私(中年オヤジ)のハートを鷲づかみにし、強烈な印象を残したのです。

昔からどうしてもこの2つについては書きたかったので書いてみます。

①ドラマ「Nのために」 (2014年TBSテレビ)

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ドラマ概要(出典:ウィキペディア)

『Nのために』(エヌのために)は、湊かなえの推理小説。2010年1月29日に単行本が東京創元社から出版され、2014年8月23日には双葉社から双葉文庫版が刊行された。

2014年10月期に、TBS系でテレビドラマ化された。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

賀来賢人の役は商社マン(安藤望)

イニシャルが同じ「N」の登場人物たちが織りなす青春モノ、サスペンスモノです。賀来賢人の役は主人公の希美(Nozomi・榮倉奈々)が上京してから出会う商社マン安藤望(Nozomi)。希が入居した古びたアパートに住んでいて、ひょんなことから意気投合してドラマは進みます。

優秀で仕事が出来る彼の役は、私は正直あまり感情移入出来ませんでした。が途中から彼の希美への思いと上昇志向で野心を隠さない感じが「たまらなく愛おしく」なっていったのです。

最も印象に残ったセリフ(最終話) 「カンペキじゃないけど悪くない!」

思いを寄せていた希美(榮倉奈々)との電話で、近況を聞かれていった言葉です。

希美(榮倉奈々)「今、思った通りに生きてる?」「こうなりたい、って思った通りに生きてる?」

望(賀来賢人)「生きてる!」「カンペキじゃないけど悪くない!」

どうです。一度言ってみたくなりませんか?私も何かの機会に言ってみたくて10年ぐらい経ちますが、まだ一度も言えていません。

いつか言ってみたい言葉NO1、「カンペキじゃないけど悪くない!」


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②映画「ちはやふる -結び-」 (2018年)

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映画概要(出典:ウィキペディア)**

ちはやふる:「むすび」は、小泉典弘が脚本・監督を務めた日本の若者ドラマで、広瀬すず、野村周平、荒田マッケンユ主演。末次ゆきが執筆・イラストした漫画シリーズ「ちはやふる」の3本の実写映画の最後です。

賀来賢人の役は天才かるた名人(周防久志・すおうひさし)

映画「ちはやふる」は3作品あり、賀来賢人は最終章「結び」で初めて登場します。彼の役は若き天才かるた名人。彼は主人公の一人である太一(野村周平)に大きな影響を与えます。

クライマックスに向かっていくワンシーン。

予備校の夏期講習で特別講師のバイトを引き受け、講義終了後おもむろに語り出します。

以下全文。

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君はこんな所で何をしているの?

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えー・・、私は・・予備校に行かずとも東大に入れましたので、まっ、こんな所で若さを浪費している君たちを見ていると、正直、ふふっ、「ザマァ」・・って思いますよね・・・。(教室内ザワザワ)

だからと言って、その頃の私に青春ぽい日々は何も・・なくて・・・(泣き出す・また教室内ザワザワ)

でもある日・・・・。私は深い実感と共に気が付いたんです。

2度と取り戻せない光がこの世界にはあること。

時の流れには誰も逆らえないけれど、この歌が千年先の未来にも届いたように、私達には・・一瞬を永遠にとどめる力が「確かに」あることを・・・、

どうか・・忘れないでください。

(太一に向いて)「君は・・・こんなところで何をしているの?」

(太一)「・・えっ?」

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脳裏に焼き付いて離れません。忘れられません。何度も何度も見たいシーン。我が家の息子(三兄弟)に見せてあげたい。こういうシーンを見て心を揺さぶられる人間になってもらいたい!

まとめ

「売上に貢献しそうかどうか」は私にはよく分かりません。他に出演している作品もよく知りません。ただ、賀来賢人はこの2作品だけでも私のなかに強烈な印象を残し、頭から離れない演技をする人物なのです。私にはそれだけで十分なのです。(誰かに話したかったのでスッキリしました。)

マニアックな内容に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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