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【定年準備を始めた中年オヤジのオススメ】夫婦で脳ドック体験記

健康の重要性は言わずもがなですが・・・

みなさん、健康には気を配っていますか?

仕事よりも趣味よりも何よりも、大切なのは、そう、「健康」です。

体も心も「健康」があって初めて、それ以外のことが出来るのです。

我が家では夫婦そろって頭痛に悩まされていました。

ひどい頭痛ではないのですが、「鈍い痛みが」「毎日ではないけど頻度多く」「その都度頭痛薬でごまかす」という状況でした。

夫婦で脳ドックに行ってみたら、「これっていいじゃん!」だった

毎年の人間ドックや健康診断等では特に問題なく、指摘もされませんでしたが、日々のことですので、気になる問題の一つだった訳です。

そこで初めて脳ドックに行ってみることにしました。

結論から言うと、十分に周囲の方にもオススメできるモノでしたのでご紹介します。

今までの脳ドックとは

脳ドックについて調べてみると

脳ドックとは、頭部MRI(磁気共鳴画像撮影法)検査/頭部MRA(磁気共鳴血管撮影法)検査を主に用いて、脳血管疾患(脳卒中)リスクの早期発見を目的とする検査コースの総称です。脳卒中には虚血性(脳梗塞など)と出血性(くも膜下出血など)があり、一般的には、頭部MRI検査によって脳梗塞リスクを、頭部MRA検査によって(くも膜下出血を引き起こす)未破裂脳動脈瘤リスクを調べます。健診施設や検査コースによっては、さらに頸動脈超音波(エコー)検査や、頸部MRA検査を加えている場合もあります。頸動脈エコー検査・頸部MRA検査は、脳血管疾患全般を発症する要因のひとつである動脈硬化(血管の負荷、血流のよどみ)の程度を把握し、疾患リスクを見つけることに役立ちます。なお、動脈硬化のチェックは、心臓病リスクの早期発見にも役立ちます。(出典:脳ドックとは?検査内容や項目|人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック)

費用は相場だと3万円〜5万円です。よく人間ドックとセットで○万円、とかありますよね。興味はあるけど、金額を見て断念するパターンじゃないでしょうか?我が家では話にのぼったことすらありませんでした。

スマート脳ドックって?

今回、私達夫婦が行ったのは「30分で17,500円(税込18,900円)」のスマート脳ドックと呼ばれるものです。

予約はスマホからでも気軽にOK。検査して終了まで30分。料金も格安というスタイルです。

料金を下げられるのはMRI(検査機器)の稼働率をあげて一人当たり15分、1時間に8人の検査をすることが可能となったことと、終了後の問診をせず、結果はメールでお知らせ。スマホで確認という流れです。

行ったのは「メディカルチェックスタジオ 東京・銀座クリニック」

やはり最初は不安でしたので、ネットを中心にいろんな情報を集めてから行きました。

検査1週間前:

PCから予約。メールアドレスとパスワードを登録しておきます。その後で、日程と希望時間を選択します。私は1週間後あたりで予約しましたが、その時は近い日でも空きは少しありました。

検査当日:

初めて行きましたが、有楽町線の銀座一丁目駅からすぐ(銀座線京橋駅からも1分)でキレイなビルでまず安心。予約時間の15分前には到着。受付してトイレに行ったり(トイレがまたキレイ!)していると、すぐ名前を呼ばれて検査室へ。

まず、綺麗なロッカー室で荷物を置き、上着を脱ぎます。上半身の貴金属類のみ外してカギをかけてもらいます。

すぐに検査台の上に仰向けに寝ます。頭を固定し、上から鉄仮面のようなカバーで蓋をするような感じで準備OK。

早速検査開始です。すると「ガー」「ゴンゴン」「ドッドッドッ」「ワーワー」など耳元で相当うるさい音が。初めてだったのでビックリでしたが、「寝てしまおうか」と悩んでいたら終わってしまいました。

その間、ちょうど10分。

着替えて清算(クレジットカード)して、入店から退店まで15分でした!

本当に「あっという間」に終わった感じです。

検査後、約1週間:

メールで検査結果が届きます。

予約時に設定したメールアドレスとパスワードでマイページにアクセスすると検査結果を見ることができます。

検査結果

結論からいうと頭痛の原因が脳にある、とまでは分かりませんでした。(夫婦二人とも)

でも、「脳に異常はなかったんだ!」と思えたことは、その後の気持ちに大きくプラスに働いています。ま〜、頭痛は間違いなくストレスによるものでしょう・・・。

総合判定と項目別結果一覧(私の例)

総合判定:日常生活に支障ありません。1~2年に1回の脳ドックをお勧めします。
ごく軽度の脳白質病変を認めます(画像矢印)。経過観察で良いと思われます。
適度な運動、質の良い睡眠を心がけてください。

「ごく軽度の脳白質病変を認めます。」ムムム、気になりますが、周囲の医療関係者に聞いたところ、「まったく問題なし。何も映らない人なんていないよ」とのこと。安心しました。個別項目も「異常なし」でした。

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検査した画像一覧

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個別の画像をクリックすると撮影した全ての画像を連続で見ることが出来ます。

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様々な向き、角度からの画像を見ることが出来ます。うーん、なかなかシュールですが、見ていると、ここが目?これは横顔?これが鼻だね、など、だんだん分かってきます。

検査当日に結果を元にした問診がないのも時間短縮のスマート脳ドックの特徴です。でも考えてみたんですが、過去にMRIを大学病院で撮った時、写真数枚を渡されて終わりだったような気がします。しかも今となってはどこにいったやら・・・。

検査結果を常にPCからもスマホからも確認できるっていうのは良いですよね。

まとめ

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・脳ドックはまだまだ敷居が高いが、「スマート脳ドック」はコストも時間も結果の見やすさも、だいぶ検討の価値ありになってきています。特にコスト面のハードルが下がって、中高年世代が今後利用する人が増えるのではないかな、と思いました。

・原因が特定できない症状(我が家は頭痛)が気になっている方には、「脳が原因ではない、と問題を切り分けるため」だけでも受けてみる価値はあると感じました。その後の生活が少し落ち着いて送れます。

という訳で、スマート脳ドック、オススメです。


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