『いいね』の数=反響の数じゃない
とっても久々のnoteです。
今までライターとして「誰かのためになる記事を書きたい!」と思ってきましたが、ここのところ私には無理なのかもと落ち込むことが多くなり…活動ペースを落とし気味にしていました。
無理なのかもと思ってしまった理由は、ありがちなんですが…。
反響が目に見えなかったり、インタビューをしたお相手から思ったほど喜んでもらえなかったような気がしたり…とさまざまです(ただお相手がシャイなだけの可能性もあるんですけどね笑)。
いろんな著名なライターさんが口を揃えて「記事は読んでもらえないものだと思いなさい。そのうえで、読んでもらえる工夫をいかにするかが大切」だと言っていることは知っているんです。
著名でもない自分の書いた記事が、たくさんの人に読まれることを期待すること自体がナンセンスなのもわかっているんです。
でも、それでも、誰かに届けたいと思った記事が誰かに届いたと思えないと、「書いていて意味あるのかな」病が発症してしまうみたい。
そんな理由で、書くことから少し距離を置いていたんですが…。
今日、久しぶりに高校からの友人と電話をして気づかされたことがあったので、忘れないように書いておきます。
◇
友人に書くことへのモチベーションが下がっていること、その理由を伝えたところ、こう答えてくれました。
「ユミエが前に書いた、自律神経の不調を運動で改善した人のインタビュー記事覚えてる? あたしはこの記事を読んで衝撃を受けて、今でもこの記事のおかげで運動をしてるんだよ」
▼友人が言っていた記事は、わたしが趣味でインタビューをしてブログに載せていたこの記事です
それを聞いたとたん、「そう! このためにわたしは書いていたんだ!」と心が感じたのか、心がぽかぽかし始めたんです。
わたしが投稿していた記事を読んでいてくれて、今でも心に残してくれている人がいるなんて。こんな嬉しいことはないです。
ライターは接客業とは違い、その感想を直接知る機会が少ない職業だと思います(反響をもらえるすごいライターさんもたくさんいるので、わたしがそう思うだけかもですが…)。
SNSに普段の生活や学びを投稿すると「いいね」をたくさんもらえても、自分の記事のリンクを投稿してもなかなか「いいね」をもらえない日々。「いいねの数=反響数」だとどうしても感じてしまい、勝手に落ち込むことが多々あります。
でも、「いいね」の数と反響数は本当にイコールなのでしょうか。
それについても、友人はこんな風にアドバイスしてくれました。
「わたしはSNSで流れてきた記事から学んだことはたくさんあるよ。でもね、いいな~と思ってもフォロワーじゃないし、足跡つけたくないって理由だけで『いいね』押せないんだよね。ただそれだけの理由で『いいね』押さない人はたくさんいると思うんだ。だから、『いいね』の数だけで自分の記事の反響を判断しちゃうのはもったいない気がするよ。」
これって、ライターの"いしかわゆき”さんも、著書「書く習慣」で言ってな。
『いいね』を押さずとも、実は心で『いいね』と思っている人はたくさんいるんですよね。
そう考えると、なんだかそんなことで書くことから離れるなんて、もったいない気がしてきました。
わたしの書く記事が、どんだけの人に見てもらえているのか、どんだけの人の心の支えになるのかはわかりませんが、ネットの中の見えない読者の誰か1人の役に立てたなら…。
そう信じて、細々とライターを続けていこうと思います。
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