「短歌人」2020年8月号掲載作品 11 冨樫由美子 2020年7月31日 12:21 天金の書といふものを持たざれど持たざれど陽はことばを照らすものを書く机の前に窓があり窓ごしにみるみ空の青さこの空は君やあなたとつながつてゐるとはいへどまひる、ひとりだ森の奥深くで育ついつぽんの樹のやうな詩がわたしの胸にさて、と言ひ歩きはじめた人々の長い散歩はまだ終はらないいまはもう遠くの町に住む人のてのひらの傷 癒えただらうか(会員1欄 冨樫由美子) #短歌 #短歌人 ダウンロード copy #短歌 #短歌人 11 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート