「短歌人」2019年6月号掲載作品 6 冨樫由美子 2019年5月31日 07:15 一杯の珈琲を飲むためにのみ名残りの雪の舞ふ街までを珈琲は淹れられてきつ白神のブナの原生林の水もてカウンター席の窓より秋田杉にて建てられしバスターミナル見ゆ礼拝に手話通訳をする人のかほの表情ゆたかにうごく礼拝に祈る一人となるときに閉ぢしまなこの奥のあかるさある朝に部屋に充ち溢るる春の光ひかりは痛みと思ふ(会員1欄 冨樫由美子) #短歌 #短歌人 ダウンロード copy #短歌 #短歌人 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート