「短歌人」2019年1月号掲載作品 7 冨樫由美子 2019年1月3日 09:33 旅人の目をして生きてゐることをまぶかにかぶる帽子に隠す現世(うつしよ)はとほり過ぎゆくべきところあかるき方(かた)を目指して歩め階下には父母ねむる深更にもの書き起きてあれば苦しも瑠璃色の空高ければ愁ひなきごとき装ひして歩みをり晩秋(おそあき)のひかりのさなか音楽を鳴らして移動図書館が来る落葉(らくえふ)を手紙と思ふ平凡を愉しみ拾ふいちまいにまい会員1欄 冨樫由美子 #短歌 #短歌人 ダウンロード copy #短歌 #短歌人 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート