見出し画像

幼稚園で日本語を教える話し。2023年度その9

もうすぐ夏休み。4月から始まった2023年度1学期の日本語支援も今日が最後。

先ずはももぐみさん。
「おはようございます!」と声をかけると、「おはようございます。」の元気な声が返ってきた。1学期の大きな成果はももぐみの男の子が日本語で挨拶できるようになったこと。
そして、リピートできるようになったこと。
ひらがなカード、くだもの野菜カード、絵本を読んで終了。

次は、2歳児クラスへ。
男の子が泣いている。お母さんと離れて号泣。
先生から抱っこで受け取って、絵本を読むことに。
ミルクとビスケットのおやつを食べさせるように先生から言われたけれど、おやつは要らないらしい。

絵本を読んでいると、泣き止んでいっしょにページをめくって笑ってくれた。今日は絵本をたくさん読もう。
時間になってしまい、担任の先生にお願いすると再び号泣。
もっといっしょに絵本を読んでいたかったけれどごめんなさい。

続いて年長の女の子。
挨拶、今日の日付、曜日、天気、時間を声に出していっしょに言う。

あいうえおの練習。
1から50までを数える。
絵本を読み聞かせる。

くだもの野菜カードで、かるたをする。
ずいぶん笑顔が出るようになってきた。
そしてわがままも出るようになってきた。

小学校入学までにひらがなで名前を書く練習をしたいのだけど、名前がとても長い。文字数も多い。ひらがなとカタカナで書けるようにしたいのだけど、ひらがなを書いてくれない。ひらがなは書き順が大切だけど、それもいや。困ったなあ。

鉛筆を持つところから始めよう。
あ、い、う、え、お。
今日は形を覚えようか。

何回か書いて時間になってしまった。
2学期はひらがなを書けるようになりたいな。

また、2学期に元気に会おうね。

外はすごい雨。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?