焚き火と星空

画像1 これは冬になる前の出来事。
画像2 冬が来る前のある日、 東京から来た友達と一緒に山へ向かいました。 山に入らせていただき、落ちている薪をあつめ、 石で火床をつくってから火をお迎えしました。 火口(ほくち)は杉の葉、 マッチで火をつけました。
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画像4 静かに煙が立ち上っていきます。 風が舞う。 石、せせらぎ、焔、 さまざまな自然のバイブレーションとわたしは響き合っていく。 コーヒーを淹れて、柿の葉寿司をたべた。 日没は17:06 山の端、杉の森にふちどられた空が刻々と色を変えていく。
画像5 闇が濃くなるにつれ星がふえてきて、 明るい星とくらい星と、沢山の星々がびっしりと姿を現した。 太陽系地球号から眺める遥かなる星空。街灯はひとつもない。 焚き火の焔だけ。
画像6 石の上に寝そべっていた。 夜は静かで あたたかな闇だった。そして星がたくさん光っていた。 このことをすっかり忘れていた。忘れていたというか、初めて知ったような気がする。この夜を境に世界の質感が変わった。

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