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花の力強さと、生命の輪をみせてくれた春の切り花たち。

3月生まれの私の誕生日に
決まったお花屋さんからお花を届けてくれる友人がいて、お花をいただきました。毎年驚く力強さについて書きとめておきたくて、書いてみることにします。

宅急便で届いた
箱をひらくと
うわっ!

これなんて言うのだろう、
パワフルな何かが
うわっと飛び出してくるのです!!

受けとった日の夜

そばに居るだけで
植物から放たれる勢いが
光のように絶え間なく伝わってきます。

部屋から出て、
また扉をあけると
うわっと力強いなにかが伝わってきます。
空間に
植物の氣というか
生命力が満ち満ちていました。


この力強さは4日目まで続きました。
5日目からはうわっという勢いと強さはなくなって、
その後は
つぼみが膨らんできたり
葉っぱが育ったりして
穏やかな成長という雰囲気になりました。



なるほど、
「花が満開の時」のエネルギーというか
生命力の凄まじさはこういうものなのだなあと感じました。ほんとすごかった・・・。花の精氣とでも言うのでしょうか。
これを水にうつしたものがフラワー・エッセンスなのですね。フラワー・エッセンスがますます大好きになります。


もしかしたら、植物が土に繋がっている時は
それぞれの時間の流れがあったり
プロセスのタイミングがあったりするのかもしれません。


切り花になって
アレンジメントになった草花は
ある意味では最高に力強い瞬間を束ねたものなのかもしれないと思いました。また、ぎっしりと詰めこまれた植物たちの相乗効果もあって、長く綺麗なのかなあとも思ったりしました。

もちろんですが、妖精たちがずっとそばにいて
まもってくれていることもありがとう。

今日は
10日目です。

大きくひらいたラナンキュラスの花びらが
はらりと一枚、落ちました。
そろそろなのかな。
明日くらいには、ばさっと花びらを
落とすのかもしれません。少し乾いてきた様子もきれいです。

ドライになったミモザは
そっと束ねてお手洗いの壁に飾りました。

つぼみ、ひらくといいな。

私は素人なので、勝手なつぶやきなのですが、
この方が手がけるアレンジメントはちょっと変わっているような氣がするのです。(※ 褒め言葉です!)
おそらく普通は
取り除かれるのではないか、という葉っぱも残してあって、
チューリップもたくさん葉っぱを活かしてあり、
木苺もオアシスギリギリ下の方まで葉っぱをつかってあり、しかもどの葉っぱも瑞々しい。

枝ものの切り口も芸術的で、
水がよく上がるようにナイフで処理されている跡も美しくて感動するのです。

草花の切り口も鮮やかで
こう、細胞がなるべくスパッと
断面がつぶれないような切り方にもハッとさせられました。

元氣な状態の植物をあつめ、
鮮やかに手がけてアレンジメントにまとめる。

宅急便で運ばれてくるにもかかわらず、驚きの華やかさで届くのはこの方の素晴らしい技。草花が綺麗なのもすごいけれど、こういった美しい仕事にも感激し、憧れ、私も見習いたいと思うのでした。

命は動いている。
命の輪を鮮やかにみせてくれた
草花と木。

私もまた同じく
限りあるこの地上に生きている。
地球では有限であり制限があるからこその学び。
感謝と喜びと祈りをもって今を生きよう。

いつも花が咲いています。
ありがとういつも、ありがとう。

2022年3月


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