クジラと肺と葛の花 / Ambra Grisea アンブラグリシア


2019年1月17日
「娘の最近の様子なのですが、
新学期と同時に朝から学校へ行けるようになりました!
一週間がたちますが毎日朝から元気に登校しています。
頭痛もだるさも全くないと言ってます!」

うれしいお知らせをいただいたのが1月17日。その後も調子が良く、2月下旬の現在もすっかり元気で陸上クラブも再開しているそうです。よかった。

小学校5年生の女の子です。
4年生の秋に友人関係のトラブルがあり、それから不登校ぎみになりました。担任の先生、関係の子どもたちや保護者で話し合いが何度も持たれました。でも、この子にとっての解決には至りませんでした。

5年生に進級して、クラス替えもあったのに学校へ行けない。
本人としては学校へ行きたいのにしんどくて動けない。
休んだり午後から行ったりという日々を繰り返していました。
お母様は誠心誠意寄り添っておられました。
大きな病院で専門の検査を受けられていましたが、起立性調節障害ではないという診断でした。

起立性調節障害:たちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸、頭痛などの症状を伴い、思春期に好発する自律神経機能不全の一つです。 日本小児心身医学会のサイトより


彼女の症状は起立性調節障害のように思えます。
ホメオパスはもちろん病名をつけません。
そして、症状を冷静に観察する人なので、
診断名は気にせずレメディーを選びます。
朝起きられない、だるくてしんどい、頭痛がするといい症状には アンブラ・グリシア (Ambr./Ambra Grisea/竜涎香)のレメディーを、
友人関係のもつれと心の傷には葛の花のフラワーエッセンスを、
そして肺の気を補うこととしました。

気・血・津液も肺の気が弱まれば滞ってしまいます。シュタイナーは、肺は地のエレメントに関連づけています。外気という知性を、血液という自我の世界に引き込むことでこの地上世界と関わっていく。個と世界が出会う場所。


・日本の花のフラワーエッセンス - クズ
・アンブラグリシア Ambra Grisea
・肺を補う


彼女にはこれが合っていました。
たった2回の相談会で、
発熱し、
泣かなかった子が涙を流して嗚咽し、
本当の自分に戻っていきました。


彼女は、不登校という不調和を現して本当に良かった。
頑張り屋のお利口さんは、知らず知らずのうちに
いろんな無理を溜め込んでいたのかもしれません。

人生の早い段階でひとつ解放できてよかった。そして、葛のフラワーエッセンスをとりわけ気に入っていました。追加注文して愛用していたほどです。

心に傷を負い、心身が消耗して、
進む方向がわからなくなった時、
葛の花のフラワーエッセンスは、
葛藤を解き放ち(葛藤って、よく見たらクズとフジなのですね)
オーラ各層を修復し、力強く進んでいけるように後押ししてくれます。

お母さんがおっしゃっていました。
「反抗的な面が目立ってきました。
注意したことにブツブツと文句を言うようになって... 」

本当によかった!

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