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雑記帳

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枠を壊す (ユミのメルヒェン)

むかしむかし、あるところに、一人の娘がおりました。 

三人きょうだいの一番目に生まれたその娘は、気高く、頑張り屋でした。
一所懸命にお母さんの手伝いをして助けました。
まじめなせいしつの娘は、どこにいても信頼されました。 


あるとき、村の集まりがありました。『誰か、収穫したこの果物の計算をしてくれないか』と言われたとき、しーんと静まり返って誰も手をあげませんでした。
娘は、物事が進まない場で黙っていることができず、
(誰もする人がいないのならじゃあ私がしようかな)と思

テルミーの熱が骨盤内に満ちみちてから螺旋を描き上に上あがって行きました。

これは2018年5月に、はじめてテルミーを 受けた時に書いたものです。奈良から愛知県まで、新幹線で行きました。 目指したのは「たまのは療術所」 イトオ・テルミー療術師の山田恵子先生です。 長いのですが、当時の私そのままの方が良いと思って、整理せずにメモ的においておきます。 山田恵子先生のテルミーを受けて2018年5月30日(当日) トオテルミーのウェブサイトを新幹線の中でさっき初めて見ましたが そんな一般的に明るく爽やかな雰囲気のものとは違う、と思った。 http

闇を照らす光の花 - 常設アート春日大社国宝殿

春日大社国宝殿の常設展示、 光のアートの空間を通った時の出来事です。 細い細い糸が整然とその壁面を天から地まで覆い尽くしていました。縦糸、横糸、斜めにも。上から、後ろから光がさしてキラキラと揺らぎ、様々な表情を見せていました。 木漏れ日、夕暮れ、そして闇。 真っ暗です。暗闇では何も見えません。 しばらくすると一筋の光が差し込んで、何かが現れました。 その瞬間ハッとしました。 目に見えない領域を照らす フラワーエッセンス。 光が注がれることで 初めて見えはじめる。

寝室は"魂の神殿である肉体が地上で休む聖地"

夜中になったけど ようやくおふとんへ。 まだ整理できてない箱がふたつ、 仮の段ボール本棚ひとつあるけど、ひとまずスッキリしました。 東の壁面は 半分はなにもおかないことにして。 南の窓ガラスも磨きました。 ずっと迷って考えてたのは ベッドを入れるか 床にするか。 小さな部屋の、 天井の高さと、床と壁のバランスを考えたとき 空間としてはベッドの高さのほうが落ち着くのです。 で、エアーベッド使ってしばらくテストしたり、 また床で寝てみたり、 寝る向きを変えてみたり。笑

コトモリ 2015

2015年12月。 寒い日にコトモリを訪ねた。 通称コトモリとは、湖と森。雲仙にある。 長崎空港から1日4本しかないバスに乗って 島原半島に入ると空気が変わった。有明海、雲仙普賢岳、海沿いの道と島原鉄道。 限りなく自然とともに生きている人に出逢った。 人かな? ううん、妖精みたい。 薪ストーブの薪には、ライヤーをくり抜いた丸いのもある。 パチパチと薪がはぜる音、沸きたての湯でハーブティーを淹れ、テーブルの上に転がっている生姜をナイフで削った。 ウクレレも手作り。ちょっ