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最近よく思い出す。

私の腕の中、胸全体が

ふわっと暖かく包み込まれる、安心と癒しに包まれる感覚。

ミルクのような優しい香りがする。


ふわっと柔らかくちょっと弾力があって

マショマロのように優しく白い存在。


芯を押すと

ニュッと優しく、私の体にそうように移動していく。


体に”トっ"と心地よい圧がかかる。

重さはあるのに重くは感じない。不思議なんだ、軽い。


それはとても無防備だ。

無防備に体を預けてくるその存在は、か弱くて繊細だ。

守らなければならない。と細胞が責任感を感じているのがわかる。


その責任感は、喜びであり生きる意味、なんだ。


尖ったものがあるとすぐに傷つきそうだと感じて

ヒヤヒヤするしと不安にもなるが

想像以上にズッシリとした強さがある。

結構大丈夫。


無防備だけれど、実は物凄いパワーを持っている。

その存在は愛の塊でしかない。

幸せだ幸せだ。

腕の中、胸全体を包み込むこの感覚は、

私の全身を柔らかい光と愛で包み込んでくれ

そして、大きなパワーを与えてくれる。



この感覚、この存在は、

2年前、次女レアを抱っこしていたときの感覚。

レアは1歳前後、赤ちゃんだった。


そう。

もう2度と味わえないあの体感覚とその時受け取ったメッセージ。


2年前、あの時しか、味わえなかった

幸せな体感覚だった。


寂しい。

だけどね、寂しくない。

ズッと私の体感覚として

細胞に記憶として残り続けている。


不思議とリアルに鮮明に

質感、温度、香り、音、質量を思い出せる。

だから、寂しくない。



体感覚というのはとても不思議だ。

脳で覚えていなくても、体が覚えている。


あの感覚は
 
今でも体に呼び起こすことができて

安心と愛で私を包み込んでくれる。

その時に受け取ったメッセージは

今の私にエネルギー与え続ける。

生きている。

感覚は生きている。
 
人の中で生き続ける。


子どもとアートの価値を伝えたい。

私はそう発信しているけれど

実はこういうところに密接に繋がっている。


アートには、実体験と感じて

その感覚を思いのまま表現する場がある。
 
表現してみることで、
 
感覚が記憶や輪郭を作り出したり
 
細胞に深く刻まれたりする。



実体験を通して得た体感覚は

脳の記憶だけでなく、体の記憶として残っていく。

あらゆる情報が体に蓄積されていて

頭では思い出せないけど、体を介すと思い出せる。

だから、体を通して経験を積んでいくこと

感覚として右脳で感じて認識して

その正体に輪郭を持たせてあげることが

想像を超える豊かさを創造していく材料となる。

生きる力と直結してくる。


私の子育てにおいて根っこにあるのは、


”今”しか会えない
この子の"今” 
この子の”この瞬間”

私の人生の記憶に残る、思い出として残るような
大事な大事な時間にしたい。という思いがある。

味わえるだけ味わいたい。


子どもたちと共有できる、今この時しかない時間を
できる限り豊かにしたい。


そして、それは
何かしら
子どもたちの記憶(細胞)にも残っていくだろうと思う。


今は、ただこの瞬間を生きているだけかもしれない。

だけれど、

いつかそのぼんやりとしたイメージや
断片、言葉、と言った記憶は、輪郭を作り出し

ママとあんなことして幸せだったな。
家族に愛されてたんだな。

と、体感覚として蘇らすことができるかもしれない。


愛を、時間差で受け取る。

それを見越して私は

長女を授かったところから
いろいろな仕掛けをしている(笑)


それは、目論見とも言えるんだけどね(笑)


・子どもにお手紙を書くようにブログで文章に残したり
・書籍に書いたことも子どもに伝えたいことだったりするし
・アートという時間を共有したり
・アートに”今”を残したり

今は、絵本を作ろうと思って取り掛かり始めている。


写真やアルバムも

記憶や感覚を思い出す機能をしていると思うけど

なんかもっと違う方法、面白い方法で体感覚として残してみたい。


もっと生っぽくて、
息遣いを感じるようなものをを残したいのかなって。



子どもたちに人生に

サプライズのプレゼントの箱をいっぱい隠している。

そんな感じなんでしょうか?


その箱をどう捉えるのかは、相手次第なんだけどね^^

それも面白いんだよな〜って思う!


体感覚として蘇らせる材料は

いっぱいあったほうがいいんじゃないかなと思う。

そういう物質して残らない

”記憶”や”感覚”に働きかける”何か”って面白いよね。



子どもたちには豊かな原風景を残してあげたい。

それでね、

もっと感覚を掘り下げて考えてみたい。




感覚というものに向き合って

体、音、視覚、感情、表現

遊び感覚で面白い研究をしたいなと思っています。


今日ペアレンツラボで、なんかこの
記憶を体感覚として体を使って思い出すことで
もっと広がる世界の一歩を掴みはじめた感じがしてワクワクしています。

ペアレンツラボで描いたわたしの原風景

3歳の頃の記憶
 
自分の世界と、他人の世界の境界線を
 
行ったり来たりしていたなぁ。。


アートを提供するのも学ぶのも大好きなので最近は、ペアレンツラボさんに参加して学びを深めています♡
 

これから、ラボで自分がテーマとして取り上げて研究していく内容についても記録していきますね♫

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