静かな合間
「なんか私、益々雑談力が落ちたなぁ」って呟いたら、優しい夫は、「はぁ?全然そんな事ないよ」って笑い飛ばしてくれたんだけど…。
先日、人に会う用事があって、久しぶりに出掛けた時、「お久しぶりです」からの一般的な挨拶を交わし、近況などをそれぞれ話し終え、要件を済ませ別れるまで、以前より静かな「間」が増えた様な気がして、それを感じる時が何度もありました。
だからと言って、相手から何か苦情があった訳でもなく、別に何の問題もなかったんですけどね。
ただ単に、自分の中で起こってた、あくまでも当社比です。
これってコミュニケーション能力の低下なのか、もしくは、単なる老化現象か?
毎日、絵を描く以外は、そのうち文章も書けなくなっちゃうんじゃない?ってくらい何もせずぼんやりしてるワタクシ。
散歩と近所への買い物で外出はするけど、ほとんど家で済んじゃう生活だから、ネタもボキャブラリーも減ってるのは否めないけど…。(あっ、でも一応大人ですから、普通に社会生活には馴染んでいるとは思いますよ、多分。ご近所さんとも日常会話はしてます。)
たまに、そんな風に改まった席で人と会い会話をすると、思考が働かない分、無意識に失礼な事を口走ってしまいそうでちょっと心配だなぁとは思ってます。(もう既に口走っていたら、この場を借りてお詫び致します。すみません…。)
昔の私なら、この「間」をもたせる為、頭をフル回転させて一生懸命次の話題を探してたけど、これって、思考を働かせるから結構エネルギー消耗するんですよね。
いつの頃からかそういうのが出来なくなって、頭が回らず、次々と忘れっぽくて←あらっ、やっぱり老化?
自然と「間」が空いちゃって、今はもう「間」に居座っちゃって、いいじゃ〜ん「間」があったって〜!って言うか、「間」ってあるでしょ〜?っていう居直り感。
そして、色々考え出すと、段々どうでも良くなって、不思議と考えられなくなるのが、今の私の状態みたいです。
日々をご機嫌にエンジョイ出来て、楽に生きてるなら、断然その方がいいじゃないかと。
ぼんやり先日の事を振り返ってたけど、結局最終気分のいい方へ無事着地致しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?