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人工透析を受けていると

ケアマネとして、人工透析を受けている方を担当することあります。


受けるかどうかは、本人が決定できます

 そもそも、人工透析を受けることを打診されたり、勧められても断れなくはありません。広い意味で延命措置の一つです。
➀ 99歳、慢性腎不全の数値が徐々に悪化し訪問診療医師から人工透析の打診があったが、入浴目的のデイケアに通う以外は自宅で静かに過ごしており家族の判断で受けない選択をした。
② 今まで透析を受けていたが、もう行かないと言い出す方がいる。また、入院時透析開始していて退院後には透析に行きたくないと言う方がいる。具合が悪くなって、やっぱり行く必要あると説得したり、週2回でもと駆け引きしたりして何とか続ける支援をする。

送迎はデイサービスに比べると親切ではないかも

デイサービスは基本ドアツードアです。デイにもよりますが。

透析の送迎はヘルパーを手配することが多いです。運転手だけが多いと思います。


介護保険サービスを使う場合に留意することがあります。

もちろん、週3回半日のスケジュールを優先します。

ショートステイ

透析病院の近くのショートステイを選び、そこへの送迎先変更の了承を得られ、ショートステイが透析の送りと迎えをしてくれることを確認します。
1年前ころ、この手配をしましたが、たまたま透析病院が相談しやすい所だったのでスムースにできました。介護者が入院となり急いでいたので助かりました。
相談しやすい透析病院でない場合、できなくはないでしょうが、大変かなと


コロナ感染予防

過度な感染予防

担当利用者がシャント交換で入院必要となる。病院は入院前日のコロナ検査通院を要求。ケアマネ通院同行した。

退院翌日に透析利用。「コロナ感染している恐れがあるから送迎車は使えない。タクシーで来てください。」と言われた。コロナ感染情報の無い大学病院から退院してきた患者、妻と二人暮らし、どうしてコロナ感染の恐れがあるか理解できない。自宅で過ごしている他の透析患者に若い同居者がいる方が余程感染の危険があるのではないか。
医療機関とは交渉の余地はない。
不満げな確かめるような物言いをしてしまったら、勤務しているケアマネ事業所に苦情が入り、管理者と一緒に謝罪に行った。

残念ながら、医療とは対等の関係にはなれません。
医療を立てながら、できるだけ指示に従うことになります。

入院が必要になった場合


透析してくれて入院できる病院を捜します。
透析先の医療機関に入院設備があればよいのですが。
入院設備がない場合、関連医療機関を紹介してもらいます。
ケアマネが探す場合もあります。普段から数か所考えています。

転倒してなど、救急搬送の場合

行先を捜すのが大変になります。
とりあえずの病院へ運ばれてしまうこともありました。
透析できない病院に運ばれてしまうと、翌日退院になってしまいます。


そんなことできないでしょ

熱心な透析医療機関。
血液検査結果で、食事内容に指示が入る。毎月の様に電話が来る。
「配食弁当にした方が良い」「どこにするかすぐに教えて」
腎臓に考慮したメニューを選べる所を打診すると、普通食で良いとのこと。
1日の水分量の指示 → 説明するが80歳過ぎ認知症あり。夫も85歳 無理
カリウム減らす指示 → 同上 毎食ヘルパーが入る必要 無理
毎食何を食べているか調べろとの指示 ⇒ さすがに断った。無理
「その年齢までその食生活で生きてきているのなら、いいんじゃない」
と、言いたかった。が、言えない。

また、グチの多い投稿内容になってしまいました。


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