訪問診療 いろいろ
ケアマネになるまで知らなかった、訪問診療。
はるか昔の昭和の良き時代の「往診」は知っていたのですが。
例1 訪問診療専門の医療機関です。
必要になったら内科だけでなく、皮膚科、整形外科、精神科の診療を頼めるのが大手の強みです。
利用に流れ、料金など見てください。
それまでにかかっていた医療機関からの情報提供が必要です。
情報作成料金かかります。
➀患者様本人が医師からもらってくる
②家族やケアマネがもらってくる
③新たなの訪問診療へ情報を郵送やFAXで送ってもらう
④新たな訪問診療が、元の通院先に情報をもらう手続きをしてくれる
例1-2 大学病院から紹介されて手配を手伝う場合
癌に罹患し、積極的な治療をしない場合、大学病院等は患者を地域の在宅診療へ移します。別の言い方では「緩和ケア」になったのでよろしくお願いしますと、ケアマネに連絡が来ます。
その場合、訪問診療の医院は指定されていることが多いです。情報提供はされていると思われます。
例えば、「慈恵葛飾医療センター」は「わたクリニック」と言うように。
「訪問診療」を使う場合、ほぼ、「訪問看護」を使います。同時に指定されるか、訪問診療に連携しやすい訪問看護事業所を紹介してもらいます。
例2 普通の医院で訪問診療もしている所
けっこうあります。
国の方針で、在宅医療をしている医院へのインセンティブがあるようです。
かかりつけ医が訪問診療をしている場合があります。
例2-1 医療機関や地域のケアマネや患者さんはは知っている場合
ホームページに「訪問診療」していると、出ていないけど、↓
地域の中心的な診療所である六ツ木診療所。ここを主治医にしていた方が入院していて、退院後に在宅医療が必要な場合、ケアマネに「六ツ木診療所の訪問診療」の手配の依頼があることがあります。通院していた人に限定されているようです。ここに頼みたい場合は、まず通院することが必要です。系列の「訪問看護」事業所があります。
葛飾区での例。やはり、訪問診療は書いていないけど、少数の患者さんには対応している感じでしょうか。
かかりつけの患者さんが要介護状態になると、介護保険の手配援助し、必要なら訪問診療をしてくださる場合があります。
医師とケアマネとが直接連絡が取れる時もあります。
訪問診療に変えようと思う時、まず、かかりつけ医に相談するのが良いと思います。訪問診療をしてくださる可能性もあります。
情報提供を頼みやすくなります。
例2-1 ホームページに出している地域の医院の例です。
↓ 右上のボタン「在宅医療」へ進んでください。
専門医が開業していて、訪問診療もしている場合
そのお医者さんが良いと思う場合
訪問診療専門の所より、ケアマネ等が電話で直接医師に連絡できるアットホームな感じがあります。
往診
訪問診療は通常月2回ですが、
体調不良等の時、臨時に追加して「往診」してくれます。
訪問看護も利用していたら、先に訪問看護に相談しましょう
救急車を呼ぶ判断をしてくれる時もあります
体調の相談で連絡した時に、「往診を待たずに、すぐに救急車を呼びなさい」と判断してくれる時もあります。
居宅療養管理指導
もちろん訪問診療の料金は医療保険で支払います。負担割合に応じて。
訪問診療をしている医療機関がケアマネに情報を送ってくれます。その料金(そんなに高くないです)を介護保険で利用者が支払います。持っている単位数に影響しないので、限度いっぱいサービスを使っていても大丈夫です。それを「居宅療養管理指導」と呼びます。
訪問薬局もペアの場合が多いです
外出が難しくなっていることから、訪問薬局を使う方が多いです。
料金はざっとですが、1回500円程度
訪問診療が、処方箋を訪問薬局にFAX等で送ってくれて、
自宅へ、訪問薬局が届けてくれて、薬カレンダーへのセットや残薬管理や、服用アドヴァイスをしてくれます。
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