『桜雨』

街を彩る花が見えなくなるほどに
うつむくだけの日々が続いたとしても
胸に射し込む光に いつか気づいたとき
小さいままの蕾が そっと開いてゆく
うす紅の花びらは 風にその身をまかせ
それぞれの想い乗せて 儚く舞い散る
人知れず流した涙は 心癒す泉になる
いま 歩き出す背中 押すように
花の雨が降りそそぐ

叶うはずなどないと 願うことをやめて
振り返ることさえも出来なくなってた
一度描いた夢は その手のひらの中
小さくなったとしても 消えたりはしない
うす紅の花びらが いつか教えてくれた
それぞれの心の中 答えがあること
人は皆 描いた未来を守る術を探しながら
「いつの日か」と誓う その心に
花の雨が降りそそぐ

人知れず流した涙は 心癒す泉になる
そして 夢へ向かうあなたに
桜の雨が降りそそぐ


作詞・作曲 夢有眠

↑ホームページから↑
オリジナルソングが聴けます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?