見出し画像

職場側が下した結論

自宅待機中も職場側に産業医との面接を設定されたり、進捗状況を伝えられるためのミーティングに呼び出される度に、夫や妹に職場に送迎してもらった。

当時の私にとって、仕事をして経済的に自立していることが唯一家族に対してできる恩返しだと思っていたので、仕事は絶対に失えないと焦っていた。
何とかして復帰する方法はないかと考え、以下のことを職場に求めた。

・在宅勤務にしてもらえないか。
・外部からヘルパーを雇ってもらえないか・または私がヘルパーを雇い、その人に職場での介助を頼めないか。
・障害のある従業員に対して職場側が提供できる合理的配慮はないのか。

私の要求に対し、職場側からの回答が出されるまでに半年以上かかった気がする。
その時間は私にはもっと長い年月のように感じた。

ここから先は

906字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?