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料理の美味しい温泉(女将さんの手料理限定)①

好きなもの:温泉 郷土料理 お酒

私は、鄙びた温泉が好きなので、泊まる旅館はどうしてもご夫婦や親子で経営されているような小さな旅館になります。そのような旅館だと、基本的に食事は女将さん、たまーにご主人や息子さん、娘さんが食事を作ります。
立派な板長さんが作る豪華な懐石料理にも憧れますが、私は郷土料理が好きなので、その土地の旬な物や名産を使った家庭料理がうれしいです。初めて見るもの、食べるものはワクワクします。

私の独断と偏見による温泉もよくて、女将さんの手料理が美味しい温泉を紹介します。

山形県 肘折温泉 三春屋

温泉街、温泉、料理、全てが好きすぎてテレワーク(ワーケーション⁈)までしました。笑
年に1、2回山形市内の出張があるのですが、日程が合えば滞在したり、何回も行ってます。食事は女将さんの手作りです。印象に残った料理をご紹介します。

夕食①湯治プランで1泊2食7700円
山形名産の食用菊の酢の物や、山菜、鍋。山形は海もあるのでお刺身やお魚も美味しいです。
普段は飲まない日本酒も飲んじゃう!
食用菊は花の香りが苦手だったんですが、三春屋さんのはとても美味しかったです。

真ん中右端のこれ、何かわかりますか?
アケビなんです!フルーツ感覚で食べるのかと思ったら、こちらでは肉挟み焼が定番だそう。

かじった画像です。笑
中身がわかりやすいかと。なすの肉挟み焼きみたいな感じです。お酒に合うー!

夕食②なすの1本漬けは朝市に出店してる方からのお裾分けだそうです。女将さん曰く、こんなに上手に漬けられないとのこと。あ、こちらは生ビールもあるんですよ!

山形名物芋煮も!小鉢もいつも旬の野菜や山菜で美味しいです。9月だったので夏野菜がメイン。
ナスや枝豆、ピーマン、インゲンですね。連泊しても飽きないです。

朝食です。手作りの素朴なおかずが並びます。

三春屋さんの前には朝市が出ます。朝5時〜8時くらいまでだったかな?新鮮な野菜がたくさん。
連泊する時は帰る日に買う用で、前日に予約したりします。手作りの「おみ漬け」と言う山形名物のお漬物が美味しいので絶対買うし、予約もします。連泊の時はお昼に山菜おこわを買ったり。

アケビが売ってました。

温泉は1階と3階に2つあるんですが、断然自家源泉の1階がおすすめです。半地下になります。
温泉評論家の郡司勇さんの名言で「名湯は下に下れ」と言うのがあります。階段を降りる温泉は間違いないです。それだけ源泉に近いからです。

1階(半地下)の三春屋自家源泉。源泉温度が57.2度と高いので、加水してますがとても新鮮です。炭酸水素塩泉です。

3階の肘折温泉組合源泉。成分はこちらの方がたぶん濃いです。シャワーからも源泉が出ます!髪の毛がサラサラになります。炭酸水素塩泉。

肘折温泉の旅館に泊まると共同湯「上の湯」の無料券がいただけます。またこの温泉が良い!

湯口の上にお地蔵様がいらっしゃいます。

朝市の肘折温泉街
肘折温泉は元々湯治場で、農閑期に農家の方々が湯治に来てたそうです。当時の雰囲気のまま時が止まったような風情のある温泉街。素敵。

今、肌疾患に悩まされているので、1週間位湯治しながらのんびりしたいです。
三春屋さんは湯治宿なので、トイレと洗面所は共同になります。トイレは洋式です。

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